特許
J-GLOBAL ID:200903067075038421

調節された連続剥離を含む剥離可能接着テープ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-509268
公開番号(公開出願番号):特表平11-510846
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】伸長可能な両面接着テープについて、特にある物体を他の表面に取り付けるかまたは結合するなど、従来の実施例に使用する場合を説明する。改良点は、一方の接着面が他の接着面より先に剥離するように両方の表面が剥離するタイミングを調節する能力である。早期の剥離は、所望の効果に応じて該物体側か該表面側のどちらかで行うことができる。本発明は、可塑性基材材料および/または弾性基材材料の使用を含むすべての伸長可能なテープ構成に適用することができ、該接着テープが実質的に跳ね返ったり、該物体が投げ出されたりする恐れがないように、こうした物体を取り外すことが可能である。前記の長所は、可塑性または弾性の伸長可能な基材層を具備し、一方の表面に低接着部分または非接着部分があるために、他方の側の対応する比較的接着性が大きい接着部分が、伸長剥離の際に表面に比較的強力に付着しており、しかも接着面の当該部分が該表面に比較的弱く接着しているかまたは該表面から完全に剥離する両面接着テープにより達成される。非接着部分は、接着剤がないか、または非接着性にされる接着層部分で良い。低粘着性の部分は、低粘着材料つまり比較的弱い接着剤から構成するか、または処理剤またはコーティングにより接着性を低くすることができる。
請求項(抜粋):
第一および第二の構造物を互いに接着するのに適するテープであって、前記テープが、第一方向に間隔を置いて配置された第一および第二の対向端部と、前記端部間に延在して対向する第一および第二の一次外面と、前記の第一端部に隣接して手で操作可能な(engageable)タブ部分と、前記の手で操作可能な部分と前記の第二端部との間にあって、前記外面の各々の強力接着性部分を形成する強力感圧接着剤(aggressive pressure sensitive adhesive)の層を含む接着部分とを有し、各々の強力接着性部分が、前記テープの該第一端部に隣接する一次端部と、前記テープの該第二端部に隣接する二次端部とを有し、前記構造物の各々一方を前記一次端部と二次端部の間に確実に接着するのに適し、前記の接着部分が伸長可能であって、前記接着部分が、前記構造物の間で前記構造物に接着された場合、前記の手で操作可能な部分に手で力を付与することにより、その長さに沿って徐々に伸びることができ、その結果、前記の強力接着性表面部分が、前記一次端部から前記二次端部に向かって徐々に前記構造物から分離し、前記強力接着性表面部分の前記二次端部が前記の第一方向に互いに間隔を置いて配置されているため、前記強力接着性表面部分の一方が該構造物の一方から完全に分離した後に、前記強力接着性表面部分の他方が該構造物の他方から分離するテープ。
引用特許:
出願人引用 (6件)
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