特許
J-GLOBAL ID:200903067078552673
エンジンの始動装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-207717
公開番号(公開出願番号):特開2003-021030
出願日: 2001年07月09日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 クランク軸と接続された始動用のモータを大出力化することなく、エンジンの始動性を向上することである。【解決手段】 エンジンが停止した時に、クランク角を、エンジンの吸気弁が閉弁するクランク角よりも遅角側となる角度範囲に設定して、圧縮された筒内空気を次の始動時までにリークせしめて、筒内圧のピーク値を下げる。または、クランキング開始後にモータの回転負荷が最初にピーク値をとるクランク角におけるクランク軸の回転速度が、前記ピーク値に対するモータの出力トルクの不足分をクランク軸を含む回転部の慣性により補い得る回転速度となるように、クランク軸を加速可能な角度範囲に設定して、回転負荷がピークをとるまでにクランク軸が十分に加速されるようにする(ステップS101〜S103)。これにより、低トルクのモータでも確実に始動できるようにする。
請求項(抜粋):
エンジンのクランク軸に接続されたモータによりクランキングを行うエンジンの始動装置において、エンジン停止状態においてクランク角を検出するクランク角検出手段と、検出されたクランク角が予め設定した所定範囲内にあるか否かを判断し、否定判断されると、モータを回転駆動せしめて、クランキング開始時のクランク角を予め設定した所定範囲内に入るように調整するモータ制御手段とを具備せしめ、かつ、前記所定範囲を、エンジンの吸気弁が閉弁するクランク角よりも遅角側で、筒内の圧縮された空気がクランキング開始までに筒内からリークすることによりクランキング開始後のモータの回転負荷のピーク値をモータの出力トルクよりも下げ得る角度範囲、または、クランキング開始後にモータの回転負荷が最初にピーク値をとるクランク角におけるクランク軸の回転速度が、前記ピーク値に対するモータの出力トルクの不足分をクランク軸を含む回転部の慣性により補い得る回転速度となるように、前記クランク軸を加速可能な角度範囲に設定したことを特徴とするエンジンの始動装置。
IPC (4件):
F02N 11/08
, F02D 45/00 310
, F02D 45/00 362
, F02N 17/00
FI (4件):
F02N 11/08 F
, F02D 45/00 310 G
, F02D 45/00 362 A
, F02N 17/00 A
Fターム (5件):
3G084BA28
, 3G084BA29
, 3G084CA01
, 3G084EA11
, 3G084FA38
引用特許:
審査官引用 (2件)
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自動車用エンジン始動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-056362
出願人:株式会社日立製作所
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特開平3-003969
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