特許
J-GLOBAL ID:200903067083508941

空間光変調素子の光書き込み方法と空間光変調素子の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-009912
公開番号(公開出願番号):特開平10-206884
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 空間光変調素子を用いた投写型ディスプレイにおいて、画像の輝度の分布を低く押さえ、残像のない鮮明な高品質の画像を提供すること。【解決手段】 本発明の空間光変調素子の光書き込み方法は、CRTの残光特性が発光強度の最大値に対して10%に強度が減少するのに要する時間が概ね12msの残光特性を有することを特徴とする。これ以上長い残光特性では残像現象が生じてしまい、またこれ以下の残光特性では残像現象は生じないものの書き込み時の発光強度が減少するため、書き込み効率が悪くなり結果として投写された画像の明るさを犠牲にすることになる。このようにCRTの表示特性を空間光変調素子に対し、最適化することにより残像のない高輝度の投写画像を得ることを特徴としている。
請求項(抜粋):
対向する2枚の透明導電性電極を具備した透明絶縁性基板で挟まれた領域に強誘電性液晶層と、整流性を有する光導電体層とこれらの層の間に同一平面内に設けられた複数個の島状反射鏡とを少なくとも備えた空間光変調素子と、前記導電性電極に接続された前記空間光変調素子を駆動するための交流電源と、画像入力手段と、前記画像入力手段から出力された画像を前記光導電層に結像する画像結像手段と前記空間光変調素子が出力する画像を読み出す光源及び投写レンズを少なくとも構成要素とし、前記空間光変調素子は入力光強度の増加に対し、出力光強度が概ね変化しないしきい値領域を有し、且つ前記画像入力手段は画像の書き込み周期以上の時間において、その発光強度が前記空間光変調素子のしきい値領域内となる残光特性を有していることを特徴とする空間光変調素子の光書き込み方法。
IPC (2件):
G02F 1/135 ,  H04N 5/74
FI (2件):
G02F 1/135 ,  H04N 5/74 B

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