特許
J-GLOBAL ID:200903067100651605

調光機能付き冷陰極放電管用インバータ回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350111
公開番号(公開出願番号):特開平11-167994
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 冷陰極放電管の光出力を制御可能なインバータ回路の実現。【解決手段】 発振用コントローラ回路12、昇圧トランス14、インピーダンス整合回路16を備え、発振用コントローラ回路12は、可変抵抗器24、可変抵抗器24の値に応じたパルス信号を発する発振器32、パルス信号を二分し状態が交互に反転する一対のプッシュプル信号を出力するフリップフロップ34、プッシュプル信号を受け交互にON/OFFするTr2,Tr3を備える。一次コイル28の中点28aは直流電源20に接続、一次コイル28の一端はTr2のコレクタに接続、他端はTr3のコレクタに接続。インピーダンス整合回路16は、二次コイル30の一端と冷陰極放電管18の一端との間のC1、二次コイル30の他端と冷陰極放電管18の他端との間のC2、C1及びC2より昇圧トランス14側において、二次コイル30の両端間に挿入されたC3よりなる。
請求項(抜粋):
発振用コントローラ回路と、昇圧トランスと、インピーダンス整合回路とを備え、直流電源と冷陰極放電管との間に介装される冷陰極放電管用インバータ回路であって、上記発振用コントローラ回路は、可変抵抗器と、該可変抵抗器の設定値に対応した周波数で連続的にパルス信号を発生させる発振器と、該パルス信号を二分して状態が交互に反転する一対のプッシュプル信号を出力するフリップフロップと、該フリップフロップから出力されたプッシュプル信号をベースに受けてON/OFFが交互に切り替わる一対のトランジスタとを備えており、また上記昇圧トランスの一次コイルの中点は上記直流電源に接続されていると共に、該一次コイルの一端は上記一方のトランジスタのコレクタに接続され、また該一次コイルの他端は上記他方のトランジスタのコレクタに接続され、上記インピーダンス整合回路は、上記昇圧トランスと上記冷陰極放電管との間に介装され、昇圧トランスの二次コイルの一端と冷陰極放電管の一端との間に挿入された第1のコンデンサと、昇圧トランスの二次コイルの他端と冷陰極放電管の他端との間に挿入された第2のコンデンサと、上記第1のコンデンサ及び第2のコンデンサより昇圧トランス側において、当該昇圧トランスの二次コイルの両端間に挿入された第3のコンデンサとを備えてなり、上記昇圧トランスの二次コイルから出力された交流電流と上記冷陰極放電管のインピーダンスとのマッチングを行うことを特徴とする調光機能付き冷陰極放電管用インバータ回路。

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