特許
J-GLOBAL ID:200903067121227838
樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-002189
公開番号(公開出願番号):特開平9-188813
出願日: 1996年01月10日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【解決策】 下記式(A)のくり返し構造単位を有する結晶性ポリイミド樹脂、カーボンブラック、ビスイミド化合物及びポリアリルエーテルケトン樹脂よりなる樹脂組成物。【効果】 本発明の樹脂組成物は、熱処理することなく完全に結晶化しうる機械特性、耐熱性、耐薬品性等に優れた樹脂組成物およびその成形物である。このためこれらの特性を必要とする構造部材、機械部品、自動車部品、さらには宇宙航空機用基材等に用いられる極めて有用な材料であり、産業上の利用効果は非常に大きい。
請求項(抜粋):
下記式(A)(化1)のくり返し構造単位を有する結晶性ポリイミド樹脂、【化1】(ただし式(A)中、X1は直接結合、-SO2 -、-CO-、-C(CH3)2-、-C(CF3)2 -または-S-である。R1 、R2 、R3 、R4 はそれぞれ水素、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化アルコキシ基またはハロゲン基である。またY1は下記式(化2)からなる群より選ばれた1種または2種以上の基である。【化2】及び/または下記式(B)(化3)のくり返し構造単位を有する結晶性ポリイミド樹脂【化3】(ただし式(B)中、R5、R6はそれぞれ水素、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化アルコキシ基またはハロゲン基であり、nは0〜4の整数である。またY2は式(A)中のY1の定義と同じである。)100重量部に対してA:カーボンブラック。B:下記式(C)(化4)【化4】(ただし式(C)中、R7は炭素数6〜30の2価の芳香族基を、X2は下記式(化5)【化5】から選ばれた少なくとも1種の2価の基を表す。ここでX3は直結結合、エーテル結合、スルフィド結合、炭素数1〜10の炭化水素基、カルボニル基、六フッ素化されたイソプロピリデン基、炭素数6〜18の芳香族基からなる少なくとも1種以上の2価の基を表す。)で表されるビスイミド化合物及び/または下記式(D)(化6)【化6】(ただし式(D)中、R8は-CnH2n+1(n=0〜3)または炭素数6〜30の1価の芳香族基を、Y3は下記式(化7)【化7】からなる4価の基である。ここでY4は直結結合、エーテル結合、スルフィド結合、炭素数1〜10の炭化水素基、カルボニル基、スルホニル基、六フッ素化されたイソプロピリデン基、炭素数6〜18の芳香族基からなる群から選ばれた少なくとも1種以上の2価の基を表す。)で表されるビスイミド化合物の少なくとも1種以上。C:下記式(E)(化8)のくり返し構造単位を有するポリエーテルエーテルケトン樹脂、【化8】下記式(F)(化9)のくり返し構造単位を有するポリエーテルケトン樹脂、【化9】下記式(G)(化10)のくり返し構造単位を有するポリエーテルケトンエーテルケトンケトン樹脂、【化10】下記式(H)(化11)のくり返し構造単位を有するポリエーテルケトンケトン樹脂、【化11】より選ばれた少なくとも1種であるポリアリールエーテルケトン樹脂。のA、B、Cからなる群から選ばれる少なくとも2種0.2〜200重量部からなる樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L 79/08 LRE
, C08K 3/04
, C08K 5/3415
, C08L 71/10 LQK
FI (4件):
C08L 79/08 LRE
, C08K 3/04
, C08K 5/3415
, C08L 71/10 LQK
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