特許
J-GLOBAL ID:200903067122833944

車両の走行直進制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047537
公開番号(公開出願番号):特開平5-214745
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、直進走行時以外は、第1、2回路系統のパラレル通路10、32を遮断して、第1回路系統に接続した第1ポンプP1 の吐出油が、第2回路系統に供給されないようにする。これによって、例えば第2回路系統側のアクチュエータが軽負荷であっても、第1回路系統側のアクチュエータを優先的に動作させることができる。【構成】 第1回路系統のパラレル通路10と第2回路系統のパラレル通路32とを合流制御弁Vを介して連通させたり、その連通を遮断したりできるようにする。すなわち、合流制御時には両パラレル通路10、32を連通させ、それ以外のときにはそれらの連通を遮断する構成にしている。
請求項(抜粋):
第1ポンプを接続した第1回路系統に、複数の切換弁を接続するとともに、それら切換弁のうち最下流の切換弁を、左右いずれか一方の走行用モータを制御する走行用切換弁とし、しかも、第1回路系統の各切換弁をパラレル通路を介して連通する一方、第2ポンプを接続した第2回路系統に、複数の切換弁を接続するとともに、これら切換弁のうち最上流の切換弁を、左右いずれか他方の走行用モータを制御する走行用切換弁とし、この最上流の走行用切換弁とそれよりも下流側の切換弁とを、上記第2ポンプに対してタンデムに接続し、かつ、これら第1、2回路系統間に、パイロット圧の作用で切換わる合流制御弁を設け、この合流制御弁を合流位置に切換えることによって、第2ポンプが、合流制御弁を介して両走行用切換弁に対してパラレルに接続する構成にし、しかも、合流制御弁のパイロット室は、各切換弁が中立位置にあるとき、タンクに連通し、両走行用切換弁を同時に切換えるとともに、他の切換弁も同時に切換えたとき、パイロット室に圧力が作用して、当該合流制御弁を合流位置に切換える構成にした車両の走行直進制御回路において、第2回路系統にパラレル通路を設け、上記第2回路系統の走行用切換弁以外の切換弁の流入ポートをこの第2回路系統のパラレル通路に連通させ、上記合流制御弁は、ノーマル位置にあるとき、第1回路系統のパラレル通路を第1回路系統の走行用切換弁にフリーフローの状態で連通させるとともに、それを合流位置に切換えたとき、第1回路系統のパラレル通路と第1回路系統の走行用モータとの連通を遮断し、第2ポンプに対して、合流制御弁を介して両走行用切換弁をパラレルに接続するとともに、第1回路系統側のパラレル通路と第2回路系統側のパラレル通路とを連通させる構成にした車両の走行直進制御回路。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/16

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