特許
J-GLOBAL ID:200903067123079950
循環式紙幣入出金機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084226
公開番号(公開出願番号):特開平11-283074
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 3金種の紙幣の入出金に対し2個の収納部により対応することを可能とし、機械の大幅な小型化と機構の簡素化を図ることを課題とする。【解決手段】 第1、第2、第3の3金種の紙幣を第1金種紙幣から繰出し可能なように金種ごとにまとめて集積状に収納し得るカセット用収納部7を有し機体に対し着脱可能とされた着脱カセット6と、機体1に設けられ第1金種紙幣の収納部として使用されるスタッカ部4と、第2金種紙幣を一時的に収納する一時収納部5とを備え、上記着脱カセットおよびスタッカ部と一時収納部を用いて入金処理、出金処理、補充、回収の各作用をなさしめ得るようにしたものである。
請求項(抜粋):
第1、第2、第3の3金種の紙幣を第1金種紙幣から繰出し可能なように金種ごとにまとめて集積状に収納し得るカセット用収納部を有し機体に対し着脱可能とされた着脱カセットと、機体に設けられ第1金種紙幣の収納部として使用されるスタッカ部と、第2金種紙幣を一時的に収納する一時収納部とを備え、前記着脱カセットのカセット用収納部に近接して設けられ入金紙幣を一時保留するとともに入金承認時に一括してカセット用収納部へ収納させるカセット用一時保留部と、このカセット用一時保留部の一時保留紙幣またはカセット用収納部内の紙幣を1枚ずつ繰出すカセット用繰出し部と、前記スタッカ部に近接して設けられ入金紙幣を一時保留するとともに入金承認時に一括してスタッカ部へ収納させるスタッカ部用一時保留部と、このスタッカ部用一時保留部の一時保留紙幣またはスタッカ部内の紙幣を1枚ずつ繰出すスタッカ部用繰出し部と、紙幣の正方向搬送、逆方向搬送のいずれの搬送時にも識別を可能とする識別搬送路と、前記着脱カセットのカセット用収納部に装填された第1、第2、第3金種紙幣が第1金種紙幣から順にカセット用繰出し部により繰出されるときそれらの紙幣を前記識別搬送路を経由して前記スタッカ部またはスタッカ部用一時保留部へ送り込む第1補充搬送系と、前記スタッカ部またはスタッカ部用一時保留部へ送り込まれた第2、第3金種紙幣を前記識別搬送路を経由して第2金種紙幣は一時収納部へ、第3金種紙幣はカセット用収納部へ送り込む分配補充搬送系と、入金口から繰込まれる入金紙幣を前記識別搬送路を経由して前記カセット用一時保留部またはスタッカ部用一時保留部へ送り込む入金受入れ用搬送系と、出金時に前記カセット用収納部の第2および第3金種紙幣が前記カセット用繰出し部により、また前記スタッカ部の第1金種紙幣が前記スタッカ部用繰出し部により繰出されるときその繰出された紙幣を前記識別搬送路を経由して出金口へ送るとともに出金リジェクト紙幣は前記着脱カセットに付設されたリジェクト紙幣収納部へ送り込み、入金一時保留紙幣の返却時にも共用されて繰出される入金一時保留紙幣を1枚ずつ出金口へ搬送する出金搬送系と、前記一時収納部から第2金種紙幣を前記カセット用収納部へ直接送り込む直接補充搬送路と、前記カセット用繰出し部、スタッカ部用繰出し部、識別搬送路、第1補充搬送系、分配補充搬送系、入金受入れ用搬送系、出金搬送系、直接補充搬送路をそれぞれ制御する制御部とを具備してなり、3金種紙幣の入金と出金とを可能ならしめたことを特徴とする循環式紙幣入出金機。
IPC (6件):
G07D 9/00 326
, G07D 9/00 331
, G07D 9/00 403
, G07D 9/00 405
, G07D 9/00 408
, G07D 9/00 416
FI (6件):
G07D 9/00 326
, G07D 9/00 331
, G07D 9/00 403 B
, G07D 9/00 405 B
, G07D 9/00 408 E
, G07D 9/00 416 C
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