特許
J-GLOBAL ID:200903067137066184

時効硬化されたアルミニウム合金を成形するための伸長プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-289745
公開番号(公開出願番号):特開2000-117338
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 時効硬化されたアルミニウム合金シートの伸長のフォーマビリティを顕著に改善する。【解決手段】 パンチ(32)及びこれに適合するダイ空洞部(42)を使用するアルミニウム合金の伸長成形において、時効硬化されたアルミニウム合金のシート(10)の伸長成形性能が、パンチ面(40)の下にあるがパンチの隅部(36)を超えて引っ張られないシートの少なくとも一部分を軟化させるため、シート(10)を選択的に熱処理することによって増大される。
請求項(抜粋):
時効硬化されたアルミニウム合金シートの縁部を固定位置でクランプし、シート成形面(40)及び該成形面の周辺部におけるパンチ隅部(36)を有するパンチ(32)を用いて前記シートを伸長させ、これにより前記シート(10)が前記成形面(40)を越えて前記隅部(36)の回りで伸長されると共に前記シート成形面(40)に従って変形される、前記シートを成形するプロセスであって、(a)クランプされるべき前記シートの縁部(28)と、(b)前記パンチ隅部(36)の回りで伸長されるべき前記領域の部分を含む前記パンチ面(40)によって係合されるべき前記シートの領域とを定め、前記パンチ(32)により係合されるべき前記シートの前記領域内にある領域(領域A)を選択的に急激に加熱して前記領域の時効硬化された状態を一時的に無効にする一方で、前記パンチ隅部(36)の回りで伸長されるべき前記部分(領域B)を前記加熱領域から除外し、これによって前記領域を前記シートの残りの部分と比べて軟化させ、次いで前記加熱領域を室温にまで急激に冷却し、その後、前記加熱領域がその時効硬化された状態を回復する前に前記シート成形面(40)に従って前記シートを変形させるように前記パンチ(32)を前記シートに係合させる、前記プロセス。
IPC (7件):
B21D 22/20 ,  B21D 24/00 ,  C22F 1/00 602 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/04
FI (7件):
B21D 22/20 E ,  B21D 24/00 M ,  C22F 1/00 602 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 691 Z ,  C22F 1/00 692 Z ,  C22F 1/04 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-351230
  • 特開平4-371543
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-351230
  • 特開平4-371543

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