特許
J-GLOBAL ID:200903067137704644

回転型ダンピング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井沢 洵
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-356722
公開番号(公開出願番号):特開平6-193665
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 開閉機構などの回転部の動作にダンピング作用する装置を小型化しかつ効果を高める。【構成】 ケーシング10の中空な室11内に粘性流体12を充填するとともに、前記室11内に配置される軸部21を有する回転部材20をケーシング10に対し相対回転可能に組み合わせ、回転部材20の回転時に室11内を移動する粘性流体12の通過量を制限して抵抗を得るため、軸部21の外面に第1の抵抗発生部30を設け、室11の内面に第2の抵抗発生部40を設ける。両抵抗発生部30、40は、回転方向、前後に並列した各一対の突出部31、32、41、42と、接触可能な突出部31、41に形成された流体出入り口33、43と、各突出部間の溝部34、44内で移動し流体通過量を調節する可動弁35、45によって構成される。
請求項(抜粋):
一定の回転角度を保持するため断面形状が扇形乃至円形に形成された中空な室11を有し、その中に粘性流体12を充填し封じることができるケーシング10と、前記扇形乃至円形の中心軸上に配置される軸部21を有し、ケーシング10に対し相対回転可能に前記室11内に組み込まれる回転部材20と、回転部材20の回転時に室11内を移動する粘性流体12の通過量を制限して所要の抵抗を得るため前記軸部21の外面に室11の内周面方向へ突出して設けられた第1の抵抗発生部30と、室11の内周面に軸部21の外面方向へ突出して設けられた第2の抵抗発生部40とを具備しており、夫々の抵抗発生部30、40は回転方向前後に並列した各一対の突出部31、32、41、42と、それらの接近時に互いに対向する側の突出部31、41に形成された流体出入り口33、43と、前記各突出部間の溝部34、44にて移動可能に配置された可動弁35、45とによって構成したことを特徴とする回転型ダンピング装置。
IPC (3件):
F16F 9/14 ,  E05F 3/14 ,  E05F 3/16
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-029633
  • 特開平3-024346

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