特許
J-GLOBAL ID:200903067149117825

硬化被膜用コーティング剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-157663
公開番号(公開出願番号):特開平6-001925
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 建材や自動車等に使用される、有機素材、無機素材や木材等の基材表面にシリコーンのような高価な成分を用いずに比較的短時間で硬化して耐候性、密着性および耐蝕性に優れた被膜を形成する。【構成】 テトラヒドロフルフリールアクリレートのような反応性モノマー(W);該モノマー(W)に可溶であって、アクリロキシエトキシ基のような反応性有機基(Z)を1分子当たり平均少なくとも1個と少なくとも1個のSi原子を有し、Z基とSi原子がO原子を介して結合してSi-O-C結合を形成しているとともに一部または全部のSi原子がSi-O-C結合を介して主鎖と直接または間接的に結合している構造を有し、Mn=1,000〜1,000,000の含珪素反応性ポリマー(P);ならびに、4,4-ビスジメチルアミノベンゾフェノンやベンゾインのような硬化触媒(I)を含む硬化被膜用コーティング剤を塗装して被膜を形成する。
請求項(抜粋):
ラジカル重合性二重結合基を有する反応性モノマー(W);該モノマー(W)に可溶であって、下記一般式(Z-1)〜(Z-6)で示される反応性有機基(Z)の内の少なくとも一種を1分子当たり平均少なくとも1個と少なくとも1個のSi原子を有し、Z基とSi原子がO原子を介して結合してSi-O-C結合を形成しているとともに一部または全部のSi原子がSi-O-C結合を介して主鎖と直接または間接的に結合している構造を有し、数平均分子量が1,000〜1,000,000の範囲にある含珪素反応性ポリマー(P);ならびに、熱重合用開始剤および光重合用開始剤から選ばれる少なくとも1種の硬化触媒(I)を含む硬化被膜用コーティング剤。(Z-1) CH2 =C(R1)-COOR2 -(Z-2) CH2 =C(R1)-CO-(Z-3) CH2 =C(R1)-R2 -(Z-4) CH2 =C(R1)-CONHR2 -(Z-5) CH2 =C(R1)-CONHR2 -CO-(Z-6) CH2 =C(R1)-R2 -CO-〔一般式(Z-1)〜(Z-6)中、R1 は水素原子またはメチル基、R2 はC数1〜20の範囲の2価の有機基である。〕
IPC (3件):
C09D 4/00 PEA ,  C08F299/00 MRR ,  C09D201/02 PDP

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