特許
J-GLOBAL ID:200903067151500288

真核生物細胞株における内因性逆転写酵素活性を感染性レトロウイルス汚染から識別するためのCoRT-PCRアッセイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-503684
公開番号(公開出願番号):特表2003-517813
出願日: 2000年06月14日
公開日(公表日): 2003年06月03日
要約:
【要約】本発明は、真核生物細胞株における逆転写酵素の酵素活性の存在を検出することに関する。詳細には、本発明は、生物学的製剤(ウイルスワクチンを含む)を製造するための基質として使用される基質細胞株(例えば、鳥類)における内因性の逆転写酵素活性を、外因性の感染性レトロウイルスから、伝染性アッセイ(ウイルス複製)とPBRTアッセイ(RT-PCR)とを組み合わせて使用することによって識別するための方法を含む。内因性のRT活性ではなく、外因性の感性性RT活性の検出を可能にする適切なレベルのウイルス増幅および適切な数のPCRサイクルが決定され、そして用いられる。
請求項(抜粋):
所定レベル以上の感染性レトロウイルスが生物学的サンプルに存在することを検出するための方法であって、 a)細胞基質における内因性逆転写酵素活性を検出するために必要なPBRTアッセイにおけるPCRサイクルの最少数を決定するためにレトロウイルス感染を許容し得る細胞基質に対してPBRTアッセイを行うこと; b)細胞基質における内因性逆転写酵素活性を検出するために必要な最少数よりも少ないPCRサイクルを使用するPBRTアッセイにおいて検出可能な逆転写酵素活性をもたらすレトロウイルス感染の前記所定レベルに必要な増幅量を生じさせる伝播性パラメーターを決定する最初の伝播性アッセイを行うこと; c)増幅された生物学的サンプルを得るために、b)において決定されたパラメーターを用いる伝播性アッセイに生物学的サンプルを供すること; d)細胞基質における内因性逆転写酵素活性を検出するために必要な最少数よりも少ないPCRサイクルを用いるPBRTアッセイに、c)の増幅された生物学的サンプルを供すること; e)前記生物学的サンプルにおける前記所定レベル以上のレベルの感染性レトロウイルスを示すPCR産物の存在を検出することを含む方法。
IPC (5件):
C12Q 1/70 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/569 ,  C12N 15/09 ,  C12N 15/09 ZNA
FI (5件):
C12Q 1/70 ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 33/569 H ,  C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 15/00 A
Fターム (9件):
4B024AA14 ,  4B024CA04 ,  4B024GA18 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ10 ,  4B063QQ28 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平6-509477
  • 特表平6-509477
引用文献:
審査官引用 (8件)
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