特許
J-GLOBAL ID:200903067155420319

周波数変換方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-031315
公開番号(公開出願番号):特開平11-234047
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 イメージレスミキサ方式を用いた周波数変換回路で、温度変化に伴う回路動作の変動を自動補正してイメージ抑圧比を常に良好に保つ。【解決手段】 制御回路6には、予め各温度に対する補正量を用意しておき、温度検出回路7が検出した温度の基準値よりの変化に応じて上記補正量を読み出し、90 ゚移相器1a、1bの移相量、及び増幅器5の増幅度を制御する。また、電源投入時などの動作開始時には、その周波数が既知の学習信号を入力し、イメージ抑圧比検出回路8の検出したイメージ抑圧比が最大となるように上記の移相量及び増幅度の初期設定を行う。
請求項(抜粋):
入力高周波信号と局部発振器出力とを第1の乗算器で乗算して第1の出力を生成し、前記入力高周波信号を第1の90°移相器により90°移相した信号と前記局部発振器の出力を第2の90°移相器により90°移相した出力とを第2の乗算器で乗算して第2の出力を生成し、前記第1の出力と第2の出力とを合成することによりイメージ成分が除去された周波数変換出力を生成するための周波数変換方法であって、前記第1および第2の90°移相器のいずれか一方または双方の出力位相、ならびに前記第1又は第2の乗算器の出力振幅を、温度検出回路の出力により、前記イメージ成分が抑圧されるように制御することを特徴とする周波数変換方法。

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