特許
J-GLOBAL ID:200903067164223224

移動体衛星通信システムにおけるランダムアクセス方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-057663
公開番号(公開出願番号):特開平7-193864
出願日: 1994年03月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 衛星を用いた移動通信システムの移動局から基地局へ、複数のバースト信号からなる信号をランダムアクセスにより伝送する。【構成】 移動局は基地局に送信すべき情報をN個の情報ブロックに分割する。この情報ブロックを含むN個のバースト信号の先頭のバースト信号を基地局に宛てスロット付きアロハ方式により送信する。基地局はこれを受信すると、移動局に残存する情報ブロックの数と同じ回数の応答信号をフレーム長の周期により返信する。移動局はこれを受信すると順次残存する情報ブロックを含むバースト信号を基地局に送信する。送られた情報ブロックは、基地局で合成され元の一つの情報になる。【効果】 バースト信号数の増加による信号伝送時間の増加を防ぎ、かつ基地局において確実に信号を復元できる。
請求項(抜粋):
基地局と、この基地局と通信衛星を介して無線回線により接続される移動局とを備え、前記移動局は、前記基地局に宛て送信する情報をN個の情報ブロックに分割する手段と、この情報ブロックに分割数Nとブロック番号を多重して誤り検査符号を付与する手段と、この誤り検査符号が付与された情報ブロックからバースト信号を構成する手段と、先頭ブロックを含むバースト信号をスロット付きアロハ方式により送信する手段と、前記基地局から返送されてくる応答信号を受信する毎に残存する情報ブロックを含むバースト信号を送信する手段とを備え、前記基地局は、このバースト信号を受信する手段と、受信されたバースト信号から分割数Nとブロック番号にしたがい前記N個の情報ブロックを合成して一つの情報に復元する手段とを備えたランダムアクセス方式において、前記基地局は、移動局に送信した応答信号に対するその移動局からのバースト信号を受信する前にあらかじめ定められた周期で応答信号の送信を実行する手段を備えたことを特徴とするランダムアクセス方式。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04B 7/212
FI (2件):
H04B 7/26 109 N ,  H04B 7/15 C

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