特許
J-GLOBAL ID:200903067172712226

積層型バラン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 壯祐 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-034286
公開番号(公開出願番号):特開2000-236227
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 広い周波数帯域において安定した動作が可能な積層型バランを提供する。【解決手段】 積層型バラン20では、コンデンサC1のキャパシタンスは、コンデンサC2のキャパシタンスよりも小さく設定し、コイルL2のインダクタンスは、コイルL1のインダクタンスよりも小さく設定する。これにより、コンデンサC1、コイルL2はそれぞれ他端をアースに接続していることによる影響、即ちコンデンサC1の周囲に発生する寄生容量等によってコンデンサC1として作用するキャパシタンス成分を増加させ、またコイルL2の周囲に発生する寄生容量等によってアース側への入力信号の漏洩を誘発する影響等を見込んで低域通過フィルタと高域通過フィルタを構成することができる。またベタアースの形成されたパターン36aによってそのパターン36a側から受ける電磁波等を直接パターン36aを介してアースに逃がすことができる。
請求項(抜粋):
一端を不平衡端子に接続し、他端を第1の平衡端子に接続するコイルL1、および、一端をこの第1の平衡端子に接続し、他端をアース端子に接続するコンデンサC1から構成される低域通過フィルタと、一端を前記不平衡端子に接続し、他端を第2の平衡端子に接続するコンデンサC2、および、一端をこの第2の平衡端子に接続し、他端をアース端子に接続するコイルL2から構成される高域通過フィルタと、をガラスセラミックからなる多層基板に形成する積層型バランであって、ほぼ全面にアースパターンの形成された層を前記多層基板の少なくとも一端側に形成するとともに、前記コンデンサC1のキャパシタンスは前記コンデンサC2よりも小さく設定し、前記コイルL2のインダクタンスは前記コイルL1よりも小さく設定することを特徴とする積層型バラン。
IPC (4件):
H03H 7/42 ,  H01F 27/00 ,  H01G 4/40 ,  H01P 5/10
FI (4件):
H03H 7/42 ,  H01P 5/10 C ,  H01F 15/00 D ,  H01G 4/40 321 A
Fターム (27件):
5E070AA16 ,  5E070AB01 ,  5E070AB07 ,  5E070BA01 ,  5E070CB02 ,  5E070CB13 ,  5E070DB08 ,  5E082AA01 ,  5E082AB03 ,  5E082BB01 ,  5E082BC40 ,  5E082CC03 ,  5E082DD08 ,  5E082EE04 ,  5E082EE16 ,  5E082EE23 ,  5E082EE35 ,  5E082FF05 ,  5E082FG08 ,  5E082FG25 ,  5E082FG46 ,  5E082GG11 ,  5E082GG28 ,  5E082JJ05 ,  5E082JJ23 ,  5E082LL02 ,  5E082LL15

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