特許
J-GLOBAL ID:200903067173106451
ディーゼルエンジンの燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020881
公開番号(公開出願番号):特開平10-205383
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、パイロット噴射の終了に伴って生じる燃料圧の変動によってメイン噴射の燃料噴射率が変動してエンジンの回転速度が不安定になるのを防止するエンジンの燃料噴射装置を提供する。【解決手段】 メイン噴射の開始時期θmを基準として、パイロット噴射の噴射時期θpを、パイロット噴射の終了時tp2からメイン噴射の開始時tm1との間の期間Tが一定となるように電子制御する。アイドリング運転中で、メイン噴射が、パイロット噴射の終了時tp2の水撃作用によって生じる燃料路内の燃料圧の変動中に開始され、且つエンジンの回転速度が変化しても、パイロット噴射の終了時tp2から期間Tの経過後では燃料圧の大きさは略同じであるから、メイン噴射の燃料圧に変化はなく、エンジンの回転速度が不安定にならない。
請求項(抜粋):
燃料ポンプによって送り出された燃料を貯留するコモンレール、前記コモンレールから燃料流路を通じて供給された前記燃料をエンジンの燃焼室内に噴射するインジェクタ、前記エンジンの運転状態を検出するセンサ、及び前記センサからの検出信号に応答して前記インジェクタによるメイン噴射と前記メイン噴射に先行するパイロット噴射との噴射条件を制御するコントローラを具備し、前記コントローラは、前記メイン噴射の噴射タイミングが前記燃料流路内に生じる燃料圧の変動に対してずれることによって前記メイン噴射の燃料噴射率が変動するのを回避するため、アイドリング運転状態に応答して、前記パイロット噴射の終了時から前記メイン噴射の開始時までの期間が一定になるように前記メイン噴射の開始時を基準として前記パイロット噴射の噴射条件を制御することから成るディーゼルエンジンの燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D 41/38
, F02D 1/02 301
, F02D 41/40
FI (3件):
F02D 41/38 B
, F02D 1/02 301 L
, F02D 41/40 C
引用特許:
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