特許
J-GLOBAL ID:200903067173762529

前処理機構を具えた畦形成機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-350561
公開番号(公開出願番号):特開平9-172806
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 乾田であるか湿田であるかを問わず、旧畦を確実且つ効率的に修復する。【解決手段】 トラクタに固設した固定保持部材11に駆動軸12を突設する。この駆動軸12の長さ方向前後に位置させて、第1の可動保持部材13と第2の可動保持部材15を、駆動軸12の軸線回りに独立して回動可能としてなり、これらを、所要の回動状態で固定可能とする。第1の可動保持部材13には第1の作業軸31を、又第2の可動保持部材15には第2の作業軸43を設ける。これらの作業軸31,43を、チエーン装置を介して駆動軸12に連結する。該第1の作業軸31には、旧畦3を削り取る回転削出刃66を固設する。又第2の作業軸43には、旧畦上に土を供給する土盛りロータ70を固設する。この土盛りロータ70の回転によって旧畦上に盛土された土を、整畦機93により整畦する。
請求項(抜粋):
走行機に付設されてその進行方向に、旧畦を修復しつつ新たな畦を形成する、前処理機構を具えた畦形成機であって、前記走行機の取付け部に固定される固定保持部材に該走行機の進行方向前方或いは後方に向けて突出する駆動軸を設けると共に、該駆動軸の長さ方向前後に位置させて、第1の可動保持部材と第2の可動保持部材を、前記駆動軸の軸線回りに独立して回動可能となるように設け、且つ該第1の可動保持部材と第2の可動保持部材を、夫々所要の回動状態で固定可能としてなり、又前記第1の可動保持部材には、前記駆動軸と所要距離を隔てて平行する第1の作業軸を配設すると共に、該第1の作業軸を、伝導要素を介して前記駆動軸に連結する一方、前記第2の可動保持部材にも、前記駆動軸と平行する第2の作業軸を配設すると共に、該第2の作業軸を、伝導要素を介して前記駆動軸に連結してなり、又前記第1の作業軸には、旧畦を所要に削り取る回転削出刃を固設する一方、前記第2の作業軸には、該回転削出刃によって削り取られた旧畦上に土を供給するために、少なくとも田面部分の土を掻き上げる土盛りロータを固設してなり、前記駆動軸の回転に伴う、前記伝導要素を介しての第1の作業軸及び第2の作業軸の回転により、前記回転削出刃が、旧畦の外側の部分から内側(田面側)に向けて旧畦を削り取るように回転し、且つ前記土盛りロータが、旧畦から離れる方向に田面に切り入るように回転する如くなし、又、旧畦上の盛土を整畦機により締め固めて畦を形成することを特徴とする前処理機構を具えた畦形成機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-004702
  • 特開昭60-037906
  • 特開昭62-201501
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