特許
J-GLOBAL ID:200903067184717398

インク噴射装置の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-184306
公開番号(公開出願番号):特開平9-029961
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 駆動周波数よってインク噴射速度が変動しにくい印字品質の良好な低コストのインク噴射装置の駆動方法を提示すること。【構成】 駆動波形10は、インクを噴射させるための第1のパルス信号Aと、噴射後のインク流路内の残存圧力変動を補償するための第2のパルス信号Bからなる。第1のパルス信号A、第2のパルス信号Bのどちらも波高値(電圧値)はVである。第2のパルス信号Bの幅Wbはインク流路内の圧力波の片道伝播時間Tの0.5倍である。第1のパルス信号Aの立ち上がりタイミングT0から第2のパルス信号Bの立ち上がりタイミングTsと立ち下がりタイミングTeとの中間タイミングTmまでの遅れ時間Tdは、インク流路内の圧力波の片道伝播時間Tの3.5倍である。
請求項(抜粋):
インクが充填されるインク室と、前記インク室の容積を変化させるためのアクチュエータと、前記アクチュエータに電気信号を印加するための単一の駆動電源と、前記アクチュエータに前記単一の駆動電源から第一のパルス信号を印加することにより、前記インク室の容積を増大させてインク室内に圧力波を発生させ、前記インク室内を圧力波が片道伝播する時間T経過後、増大状態から容積を自然状態に減少させて前記インク室内にインクに圧力を加えてインク滴を噴射させる制御手段とを備えたインク噴射装置の駆動方法であって、前記第1のパルス信号と波高値が同じであり、且つ前記第1のパルス信号とパルス幅が異なる第2のパルス信号を、前記制御手段が、第2のパルス信号の立ち上がりタイミングTsと第2のパルス信号の立ち下がりタイミングTeとの中心タイミングTmが前記第1のパルス信号の立ち上がり時点から3.20Tよりも大きく3.75Tよりも小さい範囲内となるように、前記アクチュエータに前記単一の駆動電源から印加することを特徴とするインク噴射装置の駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-339660

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