特許
J-GLOBAL ID:200903067185630369

手書き文字認識方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-083664
公開番号(公開出願番号):特開平8-153164
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】入力枠を設けない手書き文字認識において、利用者の書き癖による文字切り出し位置の誤り(「動」と「重力」、「d」と「cl」など)をなくし、認識率の向上を図る。【構成】重み付けクラスタとその対象文字とを格納する重み付け辞書を設ける。入力したインクデータから所定の文字切り出し位置候補探索範囲W内で文字切り出し位置候補を探索し(ステップ102)、切り出し位置候補ごとに文字認識を行なって候補文字を獲得し(ステップ103)、特徴空間内での距離値(誤差量)に応じて候補文字をソートする(ステップ106)。このとき、重み付けクラスタに近いインクデータがあるときには(ステップ104)、対応する候補文字の距離値に対し重み付けを行ない(ステップ105)、その候補文字が文字認識の結果の文字となり難くして、利用者の書き癖に応じた文字切り出しが行なわれるようにする。
請求項(抜粋):
利用者の入力したインクデータから文字切り出しを行なって手書き文字認識を行なう手書き文字認識方法において、文字とその文字に対するクラスタを格納した認識辞書と、重み付けクラスタとその重み付けクラスタに対する対象文字を格納した重み付け辞書とを使用し、未切り出しのインクデータに対し、前記未切り出しのインクデータの先頭から手書き文字の入力方向に沿って所定の長さの候補位置探索範囲を設定し、文字切り出しの位置の候補となる切り出し候補位置を前記候補位置探索範囲内のインクデータから探索し、前記認識辞書と比較・照合して、前記切り出し位置候補ごとに、当該切り出し位置候補に対応する候補文字と、対応するクラスタからの当該候補文字の距離値とを求め、前記重み付け辞書を探索し、前記切り出し候補位置ごとのインクデータの中に重み付けクラスタに近いものがあり、かつ、当該重み付けクラスタの対象文字が探索された候補文字のいずれかと一致する場合には、一致した候補文字の距離値に重み付けを行ない、そののち、距離値の大小に応じて前記各候補文字の順位付けを行なうことを特徴とする手書き文字認識方法。
IPC (2件):
G06K 9/62 620 ,  G06K 9/34

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