特許
J-GLOBAL ID:200903067201537633

H2 O、CO2 含有ガスを精製する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土屋 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-128710
公開番号(公開出願番号):特開平5-084422
出願日: 1991年05月01日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】熱再生領域からのH2S高含有排ガスの再処理を、静止状態からの迅速な起動が簡単に行えるよう又頻繁な負荷変動も問題がないよう実施する。【構成】再利用するスクラビング溶液を使ってスクラビングし、可燃成分及び二酸化炭素、硫黄化合物、特にH2 Sを含有したガスを精製する。再生のためスクラビング溶液が熱再生領域で加熱される。熱再生領域からのH2 S高含有排ガスが燃焼室内で一部燃焼し、燃焼室内に1000〜2000°Cの温度の混合ガスが生成され、燃焼室に供給される硫黄元素としての硫黄を少なくとも30モル%とモル比4:1〜1:1の成分H2 S、SO2 とを含有している。混合ガスを硫黄の露点以下に冷やし、凝縮した硫黄元素を分離し、混合ガスを180〜280°Cの温度に加熱し、接触水添操作及び/又は加水分解操作を行って残りのSO2 含量を殆どH2 Sに変換させる。処理したガスの少なくとも一部はH2 S含有残留ガスとしてスクラビング溶液と接触させる。
請求項(抜粋):
再生し再利用するスクラビング溶液を使ってスクラビング領域でスクラビングすることにより可燃成分及び二酸化炭素、硫黄化合物、特にH2Sを含有したガスを精製する方法であって、再生のためスクラビング溶液を減圧して放散させ、ストリップし、ついで熱再生領域で加熱し、熱再生領域からのH2 S高含有排ガスを再処理して硫黄元素およびH2 S含有残留ガスとし、そして残留ガスをスクラビング溶液と接触させる方法において、熱再生領域からのH2 S高含有排ガスを燃焼室内で酸素、酸素含有ガス又は空気で一部燃焼させ、燃焼室内で温度1000〜2000°Cの混合ガスを発生させ、該ガスが燃焼室に供給される硫黄元素としての硫黄を少なくとも30モル%とモル比4:1〜1:1の成分H2 S、SO2 とを含み、この混合ガスを硫黄の露点以下にまで冷やし、凝縮する硫黄元素を分離し、混合ガスを180〜280°Cの温度に加熱し、そして接触水添操作及び/又は加水分解操作を直接行って残りのSO2 含量を殆どH2 Sに変換し、そしてこのように処理されたガスの少なくとも一部をH2 S含有残留ガスとしてスクラビング溶液と接触させることを特徴とする方法。
IPC (4件):
B01D 53/34 121 ,  B01D 53/34 ,  B01D 53/34 127 ,  C10L 3/10

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