特許
J-GLOBAL ID:200903067202220064

管体の切断・溝切機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重信 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-351183
公開番号(公開出願番号):特開平7-195226
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 管体の切断と溝切とを同一機械で一挙に行うとともに、管体端部から一定の距離に溝を切削することができる管体の切断・溝切機を提供すること。【構成】 歯車12と差動歯車13の回転数差に基づいて、スライド板16は、スピンドル5の偏心円筒面上を徐々に回転変位するとともに、スライド板16と一体的に連結されたバイトユニット21の半径方向位置をも変化せしめる。したがって、初めに切断バイト52が高速回転しつつ、やがて管体3が切断される。この切断工程の後もしくはその前に、切断された管体3に溝が形成され、管体3の切断と溝切が一挙に行われるため、加工時間が短縮されるとともに、管体3の端部から一定の距離に、均一な深さの溝が正確に形成される。
請求項(抜粋):
切断すべき管体を固定的に保持する本体に、環状のスピンドルが、管体に対して同心的に回動可能に支承されており、スピンドルの周囲には、スピンドルの回転軸線に対して同心的な同心円筒面と、スピンドルの回転軸線に対して偏心した偏心円筒面が形成されていて、同心円筒面には、スピンドルに対して不動の歯車と、スピンドルに対して回動可能な差動歯車とが互いに隣接して嵌装されており、偏心円筒面には、切断バイトと溝切バイトとを一体に有するバイトユニットと一体のスライド板が嵌装されており、スライド板と差動歯車は、直径方向に沿って延びるキー手段を介して互いに相対回動不可に連結されており、偏心円筒面に摺接するスライド板の内周面は、前記キー手段を通過する直径方向の短軸とそれと略直角方向の長軸を有する楕円形もしくは長円を成していて、この短軸は、偏心円筒面の直径にほぼ等しく、前記長軸は、偏心円筒面の直径よりも少なくとも偏心距離の2倍分長くなっており、駆動に際しては、歯車及び差動歯車が、互いに僅かな回転数差をもって回転せしめられることを特徴とする管体の切断・溝切機。
IPC (2件):
B23D 21/00 510 ,  B23D 21/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭52-152383
  • 特開昭61-100312
  • 特開昭48-060384
全件表示

前のページに戻る