特許
J-GLOBAL ID:200903067205602588

液晶配向処理剤およびこれを用いた液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-204421
公開番号(公開出願番号):特開2002-088241
出願日: 2001年07月05日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、液晶表示素子用の配向膜とした際に電圧保持率、電荷蓄積といった電気的特性、および液晶配向性、液晶傾斜配向角などに優れ、かつ基板に対する印刷性、塗膜のラビング処理に対する耐性に優れる液晶配向処理剤およびそれを用いた液晶表示素子を提供することにある。【解決手段】 本発明の液晶配向処理剤は、これを構成する樹脂成分が、側鎖を有するジアミン成分と脂肪族環状構造を有するテトラカルボン酸成分を有するポリイミド前駆体(A)と、脂肪族環状構造を有するテトラカルボン酸成分を有するポリイミド前駆体(B)とを含有する組成物であって、全固形分に対するポリイミド前駆体(A)の固形分比が5〜95重量%であることを特徴とする液晶配向処理剤であり、本発明の液晶表示素子は該液晶配向処理剤を用いた液晶表示素子である。
請求項(抜粋):
下記一般式Iの繰り返し単位で表され、還元粘度が0.05〜3.0dl/g(温度30°CのN-メチルピロリドン中、濃度0.5g/dl)のポリイミド前駆体(A)と下記一般式IIの繰り返し単位で表され、還元粘度が0.05〜3.0dl/g(温度30°CのN-メチルピロリドン中、濃度0.5g/dl)のポリイミド前駆体(B)が混合されたポリイミド前駆体組成物であって、全固形分に対するポリイミド前駆体(A)の固形分比が5〜95重量%であることを特徴とする液晶配向処理剤。【化1】(式I中、R1は脂肪族環状構造を有する4価の有機基であり、R2の10〜95モル%は下記(1)の少なくとも1種類から選ばれる2価の有機基であり、さらにR2の5モル%〜90モル%が下記(2)の少なくとも1種類から選ばれる2価の有機基を示す。)【化2】((1)中、X1、X2はそれぞれ独立に単結合またはエーテル結合、アミド結合または炭素数1〜5の直鎖状アルキル基または炭素数1〜5の分岐構造を有するアルキル基を示し、R3、R4、R5、R6、R7、R8はそれぞれ独立に水素または炭素数1〜3のアルキル基を示し、R9、R10、R11、R12はそれぞれ独立に炭素数1〜3のアルキル基またはフェニレン基を示し、a、bは0〜3の整数、c、d、eはそれぞれ1から3の整数を示す。)【化3】((2)中、R13、R14、R15、R16はそれぞれ独立に炭素数6以上の置換基を示し、X3、X4、X7、X8、X10、X11はそれぞれ独立に単結合、エーテル結合、エステル結合またはアミド結合を示し、X5は単結合または炭素数1〜5の直鎖状アルキル基または炭素数1〜5の分岐構造を有するアルキル基を示し、X6、X9はメチンまたは窒素を示し、fは0〜3の整数、gは1から3の整数を示す。)【化4】(式II中、R17は4価の有機基を示し、その10モル%以上が脂肪族環状構造を有する4価の有機基であり、R18は2価の有機基を示す。)
IPC (3件):
C08L 79/08 ,  C08G 73/10 ,  G02F 1/1337 520
FI (3件):
C08L 79/08 A ,  C08G 73/10 ,  G02F 1/1337 520
Fターム (39件):
2H090HB08Y ,  2H090HD14 ,  4J002CM04W ,  4J002CM04X ,  4J002GQ00 ,  4J002HA03 ,  4J043PA02 ,  4J043PA19 ,  4J043QB31 ,  4J043RA05 ,  4J043SA06 ,  4J043SA85 ,  4J043SB01 ,  4J043SB03 ,  4J043TA14 ,  4J043TB01 ,  4J043UA032 ,  4J043UA042 ,  4J043UA052 ,  4J043UA121 ,  4J043UA122 ,  4J043UA131 ,  4J043UA132 ,  4J043UA151 ,  4J043UA232 ,  4J043UA251 ,  4J043UA261 ,  4J043UB011 ,  4J043UB051 ,  4J043UB121 ,  4J043UB122 ,  4J043UB152 ,  4J043UB301 ,  4J043VA062 ,  4J043XA13 ,  4J043XA19 ,  4J043ZA09 ,  4J043ZA41 ,  4J043ZB23

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