特許
J-GLOBAL ID:200903067206989508

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-073052
公開番号(公開出願番号):特開2003-267248
出願日: 2002年03月15日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】昇圧回路に使用しているダイオードの発熱を抑制することにより常に適切な出力電圧をパワーアシスト電動機へ印加することが可能な昇圧回路を有する電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】入力電圧Vinを読み込み、電動機トルク指令値Ts、昇圧デューティー値およびq軸アシスト電流Iqfを算出する。そして、入力電圧Vinが16V以下で、かつq軸アシスト電流Iqfが35A以上の場合に第1スイッチと第2スイッチを同期制御を行う。さらに、昇圧デューティー値が所定値より大きい場合にも同期制御を行う。
請求項(抜粋):
操舵力を補助するパワーアシスト電動機と、ステアリング軸にかかる操舵トルクを検出して操舵トルク信号を生成する操舵トルク検出手段と、車両の速度を検出して車速信号を生成する車速検出手段と、該操舵トルク信号および該車速信号に基づき該パワーアシスト電動機が要するトルクの指令値を算出する電動機トルク指令値算出手段と、該電動機トルク指令値に基づき該パワーアシスト電動機を制御する電動機制御手段と、該電動機制御手段を介して該パワーアシスト電動機へ駆動用電力を供給する電力供給源を有する電動パワーステアリング装置において、前記電動機制御手段はアシスト電流検出手段とq軸アシスト電流算出手段と昇圧回路と昇圧回路制御手段とからなり、前記アシスト電流検出手段は前記パワーアシスト電動機へ供給されるアシスト電流を検出し、前記q軸アシスト電流算出手段は該アシスト電流を二相変換された等価な電流であるq軸アシスト電流を算出し、前記昇圧回路は、エネルギーの蓄積および放出により前記電力供給源から入力される入力電圧を昇圧するインダクタと、ON動作時には該エネルギーを蓄積し、OFF動作時には該エネルギーを放出する動作切替えを行う第1スイッチと、該インダクタ側から前記パワーアシスト電動機側への一方向に該エネルギーの放出により発生した電流を流すダイオードと、該ダイオードと並列に配置され、ON動作時には該ダイオードを介さずに該エネルギーの放出により発生した電流を流し、OFF動作時には該ダイオードを介して該電流を流す動作切替えを行う第2スイッチとを有し、前記昇圧回路制御手段は、前記q軸アシスト電流が所定値より大きい場合に、該第1スイッチのON動作時に該第2スイッチをOFF動作させ、または該第1スイッチのOFF動作時に該第2スイッチをON動作させるように該第1スイッチの動作と該第2スイッチの動作とを同期制御し、前記q軸アシスト電流が所定値より小さい場合に該第2スイッチをOFF動作させるように制御することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (7件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  H02M 3/00 ,  B62D101:00 ,  B62D107:00 ,  B62D117:00 ,  B62D137:00
FI (7件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  H02M 3/00 C ,  B62D101:00 ,  B62D107:00 ,  B62D117:00 ,  B62D137:00
Fターム (25件):
3D032CC50 ,  3D032DA15 ,  3D032DA23 ,  3D032DA63 ,  3D032DA65 ,  3D032DA67 ,  3D032EC21 ,  3D032EC23 ,  3D033CA13 ,  3D033CA16 ,  3D033CA20 ,  3D033CA21 ,  5H730AA17 ,  5H730AS04 ,  5H730AS05 ,  5H730AS13 ,  5H730BB02 ,  5H730BB03 ,  5H730BB14 ,  5H730DD04 ,  5H730EE19 ,  5H730FD03 ,  5H730FD13 ,  5H730FF09 ,  5H730FG05

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