特許
J-GLOBAL ID:200903067210249462

鉄をベースにした触媒組成物及びシンジオタクチック1,2-ポリブタジエンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人小田島特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-055233
公開番号(公開出願番号):特開2009-120852
出願日: 2009年03月09日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】 鉄をベースにした触媒組成物及びシンジオタクチック1,2-ポリブタジエンの製造方法。【解決手段】 1,3-ブタジエンをシンジオタクチック1,2-ポリブタジエンに重合させるために、(a)鉄含有化合物、(b)有機マグネシウム化合物及び(c)亜リン酸ジヒドロカルビルエステルからなる触媒組成物が開示される。この開示の触媒組成物を使用することにより、二硫化炭素及びハロゲン化炭化水素等の環境に有害な成分の使用が回避される。シンジオタクチック1,2-ポリブタジエンの融解温度は、触媒成分と組成比を変えることにより約100から約190°C迄変えることができる。単一の触媒組成物により融解温度を変えることができるのは、極めて望ましい。シンジオタクチック1,2-ポリブタジエンは、通常の架橋剤を用いて通常のゴムと架橋することができる、ゴム組成物用のプラスチックまたは添加物として使用することができる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(a)鉄(III)アセチルアセトネート、(b)ジブチルマグネシウム及び(c)ビス(2-エチルヘキシル)亜リン酸エステル又は亜リン酸ジネオペンチルエステルからなり、(a)鉄(III)アセチルアセトネート対(b)ジブチルマグネシウムのモル比が1:4乃至1:8であり、a)鉄(III)アセチルアセトネート対(c)ビス(2-エチルヘキシル)亜リン酸エステル又は亜リン酸ジネオペンチルエステルのモル比が1:2乃至1:5であることを特徴とする1,3-ブタジエン重合用触媒組成物。
IPC (3件):
C08F 4/80 ,  C08F 36/06 ,  C08F 4/70
FI (3件):
C08F4/80 ,  C08F36/06 ,  C08F4/70
Fターム (31件):
4J015DA03 ,  4J015DA09 ,  4J015DA33 ,  4J015DA37 ,  4J100AS02P ,  4J100AS11Q ,  4J100CA12 ,  4J100DA01 ,  4J100FA06 ,  4J100FA08 ,  4J100JA29 ,  4J100JA58 ,  4J128AA01 ,  4J128AB00 ,  4J128AC46 ,  4J128BA01A ,  4J128BB00A ,  4J128BC09A ,  4J128CA51A ,  4J128EA01 ,  4J128EB13 ,  4J128EB15 ,  4J128EC01 ,  4J128EC02 ,  4J128FA02 ,  4J128FA09 ,  4J128GA01 ,  4J128GA06 ,  4J128GA12 ,  4J128GA19 ,  4J128GB01
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第4927241号

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