特許
J-GLOBAL ID:200903067211077037

高炉の操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-113426
公開番号(公開出願番号):特開平7-305104
出願日: 1994年05月02日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 高炉への微粉炭多量吹込みの際に,高炉レースウェイにおけるコークスの粉化を抑制する高炉操業方法を提供する。【構成】 羽口風速ut ,コークス冷間強度DI15015 ,微粉炭比PCR の関数として与えられる,高炉レースウェイにおけるコークスの粉化量を一定に維持するための,微粉炭比の単位増加量ΔPCR 当りの,羽口風速の変化量Δut およびコークス冷間強度の変化量ΔDI15015 の関係式に基づいて,Δut および/またはΔDI15015 を算定し,該Δut および/またはΔDI15015 を満足するように高炉操業条件を設定する。
請求項(抜粋):
高炉への微粉炭吹込みに際して,微粉炭比の増加量100 (kg/t) 当り,(1)式および(2)式により算定される羽口風速ut (m/s) の減少量Δut が,29(m/s) ≦Δut ≦93(m/s) を満足するように,(1)式及び(2)式の送風量Vb ,羽口数Nt ,羽口径Dt ,送風圧力Pb ,送風温度Tb ,送風湿度Mb ,及び酸素富化率XO2を設定することを特徴とする高炉の操業方法。 ut =Vb /(A・Nt ・Dt 2 ) ・・・(1)ただし,A=12865(Pb +1)/ [(Tb + 273)・{804/(804-Mb ) +XO2/(79-XO2)}}] ・・・(2)ここで,Δut :微粉炭比を 100 (kg/t) 増加した時の羽口風速ut の変化量(減少量;m/s)Vb :送風量(Nm3 ( dry air)/min)Nt :羽口数(-)Dt :羽口径(m)Pb :送風圧力 (kgf/cm2 ,gauge)Tb :送風温度(°C)Mb :送風湿度(g/Nm3 (wet))XO2:酸素富化率(%)A:式を簡略化するための変数。

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