特許
J-GLOBAL ID:200903067215696769

電磁誘導加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-077459
公開番号(公開出願番号):特開平7-288180
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】SUS430材使用の加熱用容器の構造による電磁誘導加熱を最適に行い、鍋加熱から高温のホットプレート領域までを最適加熱する。【構成】加熱用容器の誘導コイルの対向側を磁性材、その上層を非磁性材とした加熱用容器9をトッププレート1に載置し、加熱用容器9の下面にある誘導コイル3により通電し、加熱用容器9と誘導コイル3との距離を適選可変をし、設定温度を適選制御するようにした。【効果】電磁誘導加熱に最適でないSUS430材使用の加熱用容器を用いて、鍋加熱のような時は加熱用容器と誘導コイルとの距離を密着させ温度を「100°C」等に抑制し最大結合度で最大効率を得、「260°C」のようなときは加熱用容器と誘導コイルとの距離を大きくして加熱用容器の輻射熱を軽減し、スイッチング素子へ過大なストレスを与えることのない効率の良い電磁誘導加熱調理器を提供することができる。
請求項(抜粋):
加熱用容器と、この加熱用容器を載置するトッププレートと、このトッププレートの下面に面して備えられる高周波電流を通電する誘導コイルと、高周波駆動部を有し、上記加熱用容器と誘導コイルとの間隔を可変する電磁誘導加熱調理器において、上記加熱用容器の上記誘導コイルの対向側を磁性材、その上層を非磁性材とする層状構造に構成し、この加熱用容器と上記トッププレートとの距離に応じて上限の設定温度を制御したことを特徴とする電磁誘導加熱調理器。

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