特許
J-GLOBAL ID:200903067219395461

温度補償された走査光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-151796
公開番号(公開出願番号):特開平5-341217
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 走査レンズの構成枚数を増やさずに温度変化による影響を低減することができる走査光学系を提供することを目的とする。【構成】 半導体レーザー1とコリメートレンズ10とをプラスチック製の鏡筒2に取り付け、シリンドリカルレンズ20内に主走査方向に正のパワーを有するアナモフィックなプラスチックの第1レンズ21を設け、このシリンドリカルレンズ20による光束の結像位置の近傍に設けられた偏向器Pにより光束を偏向させ、偏向された光束をプラスチック製のアナモフィックな走査レンズ30により像面に結像させる構成とし、主走査面内においては鏡筒2の線膨張と第1レンズ21の焦点変動とが互いに打ち消し合い、副走査面内においては線膨張と走査レンズ30の焦点変動とが打ち消し合うよう設定したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
光源から発した発散光を平行光束にする正のパワーを有するコリメートレンズと、その平行光束を副走査方向においてのみ一旦結像させるシリンドリカルレンズと、このシリンドリカルレンズによる光束の結像位置の近傍に設けられ、光束を偏向させる偏向器と、偏向された光束を像面に結像させるプラスチック製のアナモフィックな走査レンズとを備える走査光学系において、前記コリメートレンズは、前記光源が一端に固定されたプラスチック製の鏡枠の他端に固定され、前記シリンドリカルレンズは、主として主走査方向にのみ正のパワーを有するアナモフィックなプラスチックレンズと、主走査方向に負のパワーを有すると共に副走査方向に正のパワーを有するアナモフィックなガラスレンズとから構成され、主走査面内においては前記鏡枠の線膨張と前記シリンドリカルレンズ内のプラスチックレンズの焦点変動とが打ち消し合い、副走査面内においては前記線膨張と前記走査レンズの焦点変動とが打ち消し合うよう設定されていることを特徴とする温度補償された走査光学系。
IPC (2件):
G02B 26/10 ,  G02B 26/10 103

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