特許
J-GLOBAL ID:200903067231416199

電源遮断に対するメモリデータ保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-151009
公開番号(公開出願番号):特開平5-342115
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 メモリデータの更新機能を有する電子機器において、電源遮断が発生してもある一定時間だけ電圧を保持する回路を付加することにより、特別な補助電源を設けることなしにメモリのデータ破壊を防止し、電子機器の携帯性(補助電源を設けて重くしたり嵩張らせたりしないこと)を損なわないようにする。【構成】 主電源1から充電するコンデンサ3と逆流を阻止するダイオード2とを設け、主電源1において電源遮断が発生した場合、コンデンサ3の放電を安定化電源4を介して、CPU6やメモリ7を含む後続回路に供給することにより、CPU6によりメモリ7にデータを保存する時間を確保する。
請求項(抜粋):
メモリとCPUを持ち、該メモリに記憶されたデータを使って所要の機能を実行する電子機器において、前記電子機器を駆動する主電源のほか、常時は前記主電源により充電されているコンデンサと、該コンデンサに蓄えられた電荷を電源としてその出力電圧を維持することのできる電圧保持手段と、前記主電源の出力電圧が一定限度以下に低下したとき、そのことを電源遮断として検出する電源遮断検出手段と、を備えておき、前記メモリに対するデータ書き込み処理中に、前記電源遮断検出手段が主電源の電源遮断を検出したときは、その検出出力により前記CPUに割り込みをかけ、それにより割り込み処理に移行した該CPUに前記メモリに対するデータ書き込み処理を継続させ、該処理が終了するまでの間、所要の電源を前記電圧保持手段の出力から得るようにしたことを特徴とする電源遮断に対するメモリデータ保護装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-064148
  • 特開平3-126148
  • 特開平3-100848

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