特許
J-GLOBAL ID:200903067242376695

溶接部靭性の優れたB添加超高強度鋼管用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072724
公開番号(公開出願番号):特開平8-269544
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 母材および溶接部の低温靭性、現地溶接性などの諸特性を同時に達成できるAPI規格X100超の超高強度鋼管用鋼板の製造方法を提供する。【構成】 実質的にAlを含有しない低C-Ni-Mo-Nb-微量B-微量Ti系鋼をオーステナイト-フェライト2相域で制御圧延・加速冷却後、時効処理を行って鋼板を製造する。【効果】 母材および溶接部の低温靭性、現地溶接性が優れた超高強度鋼管(X100超)の製造が可能となった。その結果、パイプラインの安全性が著しく向上するとともに、パイプライン施工能率、輸送効率の向上が可能となった。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.05〜0.10%、Si:0.6%以下、Mn:1.7〜2.5%、P :0.015%以下、S :0.001%以下、Ni:0.1〜1.0%、Mo:0.15〜0.60%、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜0.030%、B :0.0003〜0.0020%、Al:0.004%以下、N :0.001〜0.006%、O :0.003%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、下記の式で定義されるP値が2.5〜4.0の範囲にある鋼片を950〜1200°Cの温度に再加熱後、900°C以下の累積圧下量が70%以上、かつAr3 点〜Ar1 点のフェライト・オーステナイト2相域の累積圧下量が15〜35%で圧延終了温度が680〜820°Cとなるように圧延を行い、その後10°C/秒以上の冷却速度で400°C以下の任意の温度まで冷却し、400〜650°Cの温度で焼戻し処理することを特徴とする溶接部靭性の優れたB添加超高強度鋼管用鋼板の製造方法。P= 2.7C+ 0.4Si+Mn+ 0.8Cr+0.45(Ni+Cu)+2Mo
IPC (6件):
C21D 8/02 ,  B21B 3/00 ,  C21D 8/10 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/26
FI (6件):
C21D 8/02 B ,  B21B 3/00 A ,  C21D 8/10 B ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/26

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