特許
J-GLOBAL ID:200903067252719167

引き戸装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 成示 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231616
公開番号(公開出願番号):特開平8-093311
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 閉戸開始時と閉戸終了時直前の引き戸本体の速度を遅く制御する。【構成】 ガイドレール2に走行自在に吊設された引き戸本体1と、ピストン3を備えた油圧シリンダ部4と、引き戸本体1の閉戸力を蓄える自閉装置5と、その閉戸力を伝える伝達手段6とを有してなる引き戸装置であって、油圧シリンダ部4の一端4aと油圧シリンダ部4の他端4bから所定の距離をおいた位置の間に、流量調節が自在な第1の絞り弁7aを有する第1の流路7を設けると共に、油圧シリンダ部4の他端4bと油圧シリンダ部4の一端4a近傍であって第1の流路7の一端側の油圧シリンダ部4への接続部よりも他端4b側との間に、流量調節が自在な第2の絞り弁8aを有する第2の流路8を設け、ピストン3を引き戸本体1の閉戸開始時の所定の走行長では第2の流路8を、引き戸本体1の閉戸完了前の所定走行長では、第1の流路7を塞ぐ長さとした。
請求項(抜粋):
上端に複数のローラーが設けられてなる引き戸本体と、前記ローラーを走行自在に吊設するガイドレールと、ピストンが嵌装されてなり、引き戸本体の閉戸速度制御用の油圧シリンダ部を備えると共に、前記引き戸本体の開放に伴って引き戸本体の閉戸力を蓄える自閉装置と、前記引き戸本体に前記自閉装置の閉戸力を伝達する伝達手段とを有してなる引き戸装置であって、前記引き戸本体の開戸時に走行方向となる油圧シリンダ部の一端近傍と油圧シリンダ部の他端から所定の距離をおいた位置の間に、流量調節が自在な第1の絞り弁を有する第1の流路を設けると共に、前記油圧シリンダ部の他端近傍と油圧シリンダ部の一端近傍であって前記第1の流路の一端側の油圧シリンダ部への接続部よりも他端側との間に、流量調節が自在な第2の絞り弁を有する第2の流路を設け、前記ピストンを、前記引き戸本体の閉戸開始時の所定の走行長では前記第2の流路を、前記引き戸本体の閉戸完了前の所定の走行長では前記第1の流路を塞ぐ長さとしたことを特徴とする引き戸装置。

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