特許
J-GLOBAL ID:200903067262577174

体動ノイズ除去パルスオキシメトリの装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023048
公開番号(公開出願番号):特開平11-216133
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成によって体動アーテファクトの影響を受けないで正確に酸素飽和度を測定すること。【解決手段】 CPU6は、A/D変換部5の出力から各波長の透過光の減光度の変化分ΔAi(i=1,2) を取り込み、ECG 検出部10の出力も同様に取り込む。次に基準とする第2波長に対応するフィルタの特性を変えながらフィルタリングを行い、そのフィルタ出力ΔA'2 とECG (脈波同期信号)との相関係数r が最大の場合のフィルタ特性を採用し、各波長におけるフィルタ出力ΔA'(i) を求め、これによりΦ12= ΔA'1/ΔA'2 を求め、このΦ12と、次の関係から動脈血の酸素飽和度Saを求める。 Φ12={Ea1(Ea1+F) }1/2 /{Ea2(Ea2+F) }1/2 ここで、Eai=SaEoi+(1-Sa)Eri Eo; 酸化ヘモグロビンの吸光係数、Er; 還元ヘモグロビンの吸光係数、F ; 散乱係数。
請求項(抜粋):
生体組織に複数個の波長の光を照射する光照射手段と、各波長の組織透過光を光電変換する光電変換手段と、この光電変換手段が出力する信号の変動に基づいて、生体組織の各波長についての減光度の変化分を検出する減光度変化分検出手段と、各波長についてこの減光度変化分検出手段の出力を入力とし、設定された通過帯域の周波数成分を通過させる可変フィルタと、この可変フィルタの通過帯域を設定する通過帯域設定手段と、前記可変フィルタの出力に基づいて酸素飽和度を求める酸素飽和度検出手段とを具備する体動ノイズ除去パルスオキシメトリの装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-172443
  • 特開平2-172443

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