特許
J-GLOBAL ID:200903067264324389

無機物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-190077
公開番号(公開出願番号):特開平5-034288
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 無機物を完全に分解し、成分の揮散および環境からの汚染なく、試料を溶液化する無機物分析のための前処理方法の提供とこれによる分析精度の向上を目的とする。【構成】 黒鉛等の無機物を酸とともに密閉容器に入れ高温で一定の時間保持し、前記無機物を分解し、溶液化する。密閉容器中に加える酸は、例えばHNO3、HCl、H2 SO4 等であり、酸の量は、重量比で、無機物1に対し酸5以上が望ましい。密閉容器中に加えられる水の量は、無機物、酸、水の合量に対し容量比で50%以下にする。強酸による分解率を高めるためである。密閉容器中の保持温度は、180°C以上にする。また保持温度は、容器の耐熱温度、低融点成分の蒸発温度等を考慮して低温にする。密閉容器中の保持時間は、長時間が分解度を高めるので望ましいが、少なくとも24時間以上が好ましい。
請求項(抜粋):
無機物を無機酸とともに密閉容器に入れ高温で一定の時間保持し、前記無機物を分解し、溶液化することを特徴とする無機物の処理方法。
IPC (2件):
G01N 21/73 ,  G01N 31/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-058142

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