特許
J-GLOBAL ID:200903067271569184

磁気記録媒体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 逢坂 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159841
公開番号(公開出願番号):特開平8-329459
出願日: 1995年06月02日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【構成】 塗布型の磁気記録媒体を製造するに際し、非磁性支持体の厚さを9〜11μmに、表面平坦化処理後の磁性層の厚さを 2.5〜3.0 μmに夫々設定し、長さ方向のヤング率が 600Kg/mm2以上の非磁性支持体を用い、加熱処理の処理温度を60〜70°C、処理時間を18〜25時間とし、前記非磁性支持体及び少なくとも前記磁性層からなる積層体に、 5.0〜6.5Kg/mの張力を加えた状態で前記加熱処理を施す。【効果】 単位容積当たりの記録容量を大きくするために磁気記録媒体の厚さを小さくしても、磁性層中の結合剤と硬化剤との架橋反応が確実になされて機械的強度が増大すると共に、上記張力により、加熱処理前に蓄積された残留応力が緩和され、磁気記録媒体の経時寸法変化が小さくなり、高密度記録時の再生が良好になされる。
請求項(抜粋):
非磁性支持体上に少なくとも磁性層を形成する工程と、この磁性層に表面平坦化処理を施す工程と、しかる後に加熱処理を施す工程とを有する、磁気記録媒体の製造方法において、前記非磁性支持体の厚さを9〜11μmに、前記表面平坦化処理後の前記磁性層の厚さを 2.5〜3.0 μmに夫々設定し、前記非磁性支持体の走行方向でのヤング率を 600Kg/mm2以上とし、前記加熱処理の処理温度を60〜70°C、処理時間を18〜25時間とし、5.0 〜6.5Kg/m の張力を加えた状態で前記加熱処理を施すことを特徴とする、磁気記録媒体の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭64-076533
  • 特開平4-368614
  • 特開平4-241226
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