特許
J-GLOBAL ID:200903067273109873

ウシ種による組み換えポリペプチドの製造及びトランスジェニック法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 光夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-501794
公開番号(公開出願番号):特表平8-504562
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】トランスジェニックウシ種のミルク中に組み換えポリペプチドを製造するためのトランスジーンが、少なくとも一つの発現調節配列、ウシ種の乳房分泌細胞中で機能しうる分泌シグナル配列をエンコードする分泌DNA配列及び組み換えポリペプチドをエンコードする組み換えDNA配列を含む。またトランスジェニックウシ種を製造するための方法。該方法は、上記トランスジーンをウシ種の胚標的細胞中に導入すること、それにより形成したトランスジェニック標的細胞を宿主ウシ親中に移植すること及び、組み換えポリペプチドをミルク中に製造できる少なくとも一つの雌の子孫を同定することを含む。本発明はまた、トランスジェニックウシ種並びにこのようなトランスジェニックウシ種からのミルクを含む。方法はまた、所望の表現型を有するトランスジェニック非ヒト哺乳動物の製造のために提供される。該方法は、最初にトランスジーンをメチル化し、次いで受精卵母細胞中に導入することを含む。次いで、卵母細胞を着床前胚を形成するために培養する。その後、少なくとも一つの細胞をそれぞれの着床前胚から取り出し、メチル化されたトランスジーンを切断できるが、トランスジーンのメチル化されていない形は切断できない制限エンドヌクレアーゼでDNAを消化する。
請求項(抜粋):
トランスジェニックウシ種中で組み換えポリペプチドを製造するためのトランスジーンであって、該ウシ種の少なくとも一つの細胞タイプ中で機能しうる、組み換えポリペプチドをエンコードする組み換えDNAに操作可能に連結された少なくとも一つの発現調節DNA配列を含むトランスジーンにおいて、該トランスジーンは、該組み換えポリペプチドを製造するために、該トランスジーンを含むウシ種の少なくとも一つの該細胞タイプ中で該組み換えDNA配列の発現を引き起こすことができるトランスジーン。
IPC (9件):
C12N 15/09 ,  A01K 67/027 ,  A23C 9/14 ,  C07H 21/04 ,  C07K 14/47 ,  C07K 14/765 ,  C07K 14/79 ,  A61K 48/00 AEX ,  C12P 21/02

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