特許
J-GLOBAL ID:200903067280220330
傾斜層状分布構造を有する成形体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-338313
公開番号(公開出願番号):特開平7-195475
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 特にEVOH及び他の疎水性熱可塑性樹脂が、フイルム、チユーブ等の成形体の断面厚さ方向で見て傾斜した層状分布構造を有する(濃度勾配を有する)、強固な接着性、高度なガスバリアー性、優れた保香性を有する成形体を、工業的に容易に製造すること。【構成】 少なくとも2種の熱可塑性物質(A)と(B)とからなり、かつ、厚み方向の断面構造が、(A)と(B)の濃度勾配を有する傾斜層状分布構造を有する成形体の製造方法において、(A)と(B)とをそれぞれ溶融し、(A)の溶融物と(B)の溶融物とを、両者を左右から合流させたときのその流れ方向に垂直な断面で見て、左右両者の接触界面が左右に傾斜した界面となる傾斜界面を有する左右二層流をつくる工程、その二層流にその上下方向から剪断作用を与え混練する工程、該流体を、その上下方向が、得られる成形体の幅方向となるように成形機に導入する工程、該導入した流体を成形機から押出す工程、を上記順序で包含することを特徴とする傾斜層状分布構造を有する成形体の製造方法。
請求項(抜粋):
少なくとも2種の熱可塑性物質(A)と(B)とからなり、かつ、厚み方向の断面構造が、(A)と(B)の濃度勾配を有する傾斜層状分布構造を有する成形体の製造方法において、(A)と(B)とをそれぞれ溶融し、(A)の溶融物と(B)の溶融物とを、両者を左右から合流させたときのその流れ方向に垂直な断面で見て、左右両者の接触界面が左右に傾斜した界面となる傾斜界面を有する左右二層流をつくる工程、その二層流にその上下方向から剪断作用を与え混練する工程、該流体を、その上下方向が、得られる成形体の幅方向となるように成形機に導入する工程、該導入した流体を成形機から押出す工程、を上記順序で包含することを特徴とする傾斜層状分布構造を有する成形体の製造方法。
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