特許
J-GLOBAL ID:200903067285127095

音声映像総合品質推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-089271
公開番号(公開出願番号):特開平8-289333
出願日: 1995年04月14日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 音声信号と映像信号の品質が個別に評価されている場合に、その音声品質と映像品質を組み合わせたときの総合品質を求める。【構成】 音声映像信号の評価用標準信号を、原音声に雑音付加した雑音付加音声と原画像に雑音付加した雑音付加映像により構成し、原音声への雑音付加量により決まる音声品質を表すパラメータQa と、原画像への雑音付加量により決まる映像品質を表すパラメータQv により、上記評価用標準信号の総合品質を変化させた場合に、総合品質を一元的に表すパラメータQavを規定し、このQavをQa とQv により推定する関係式を主観評価により導出する。被評価対象の音声映像信号の音声品質と映像品質を個別に評価して、劣化音声の品質を品質の等しい雑音付加音声のQa で表し、劣化映像の品質を品質の等しい雑音付加映像のQvで表した値を、上記関係式に当てはめて総合品質Qavを推定する。
請求項(抜粋):
音声品質と映像品質が各々一つのパラメータ(Qa ,Qv )で表わせる品質評価用の標準音声映像信号を用いて、標準信号の音声映像総合品質を表現する一次元尺度のパラメータQavを規定し、パラメータQa とQv を変化させた場合に前記Qavを推定する関数Fを、主観品質評価と統計的モデルにより定式化し、被評価対象である音声信号と映像信号の各々に劣化が加えられた音声映像信号の総合品質を、音声信号の品質が等価である標準音声信号のパラメータQ’a で表現した値と、映像信号の品質が等価である標準映像信号のパラメータQ’v で表現した値を、上記関数Fに代入して、総合品質Q’avを推定することを特徴とする音声映像信号の総合品質推定方法。

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