特許
J-GLOBAL ID:200903067296714006

直噴式圧縮着火内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-048766
公開番号(公開出願番号):特開平7-259567
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 排気ガス中の有害成分およびスモークの発生を低減しつつ熱効率を向上させる。【構成】 直噴式圧縮着火内燃機関において、ピストン2の頂面に形成したキャビティ7の上部空間内に衝突面13を形成し、燃料噴射弁15から衝突面13に向けて連続液体流の形で燃料を噴射せしめる。燃料噴射弁15からの燃料噴射開始時期を圧縮上死点付近に定め、初期燃焼をキャビティ7内で行わせる。圧縮上死点後ピストン2が下降する際に発生する逆スキッシュ流により衝突面13に衝突した燃料をスキッシュエリア23に引き込んで初期燃焼に続く大部分の燃焼を圧縮上死点後にスキッシュエリア23内で行う。
請求項(抜粋):
ピストン頂面中央部およびシリンダヘッド内壁面中央部に夫々キャビティを形成してピストンが上死点に達したときにこれらキャビティ周りのピストン頂面周辺部とシリンダヘッド内壁面周辺部間にシリンダ軸線に関してほぼ回転対称をなす環状のスキッシュエリアを形成し、シリンダヘッド内壁面上に形成された上記キャビティ内に燃料噴射弁を配置し、燃料噴射弁からの噴射燃料が衝突せしめられる衝突面を具えた衝突部材をシリンダ軸線上に配置すると共にピストンが上死点位置にあるときに該衝突面がピストン頂面上に形成された上記キャビティの上部空間内に位置するように該衝突面の位置を定め、燃料噴射弁からの燃料噴射期間の半分以上が機関負荷および機関回転数にかかわらずに圧縮上死点以後となるように燃料噴射期間を定め、燃料噴射弁から噴射されたほぼ全噴射燃料を衝突面に衝突させると共に衝突した燃料の大部分が衝突後衝突面上方のシリンダ軸線周りに集まるように衝突面の形状を定めてこのシリンダ軸線周りに集められた燃料をピストン下降時に発生する逆スキッシュ流により全スキッシュエリア内に均一に分配されつつ引き込まれるようにし、キャビティ内で着火された着火火炎がスキッシュエリア内に伝播してスキッシュエリア内で主燃焼が行われるようにした直噴式圧縮着火内燃機関。
IPC (3件):
F02B 23/06 ,  F02B 23/00 ,  F02F 3/26

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