特許
J-GLOBAL ID:200903067298249858
自動車用空気調和装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八田 幹雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-157975
公開番号(公開出願番号):特開平5-005578
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、R-12をR-134aという冷媒に置換した場合でも、温度膨脹弁を交換するのみで、エバポレータの冷力の悪化を防止し、コンプレッサにおける消費動力の増大を抑制でき、低負荷時でも温度膨脹弁がハンチングを起すこともない、生産設備的にも製品コスト的にも優れた「自動車用空気調和装置」を提供することを目的とする。【構成】 本発明の自動車用空気調和装置では、熱交換媒体をR-134aという異種の冷媒に交換するとき、大部分の冷房サイクル構成要素は流用し、温度膨張弁のみを、R-12の温度膨張弁における弁開口部の口径、弁開口部の開度を調節する弁体の大きさより所定量小さくしたものと交換するようにしたものである。
請求項(抜粋):
コンプレッサ(10)で圧縮された冷媒R-12を、コンデンサ(11)で凝縮し、温度膨脹弁(12)で流量制御した後に、エバポレータ(13)で蒸発させ前記コンプレッサ(10)に帰還させるようにした冷房サイクルを有し、この冷房サイクル中を流れる冷媒を前記R-12からR-134aに交換してなる自動車用空気調和装置において、前記コンプレッサ(10)、コンデンサ(11)、エバポレータ(13)はR-12用のものを流用し、前記温度膨張弁(12)を、コンデンサ(11)からの冷媒が流通する弁開口部(20)の口径(D) と、この弁開口部(20)の開度を調節する弁体(21)の大きさ(V) がR-12のものよりも小さく、同一弁開度時の冷媒流量をR-12の74%程度としたものに置換するようにしたことを特徴とする自動車用空気調和装置。
IPC (2件):
F25B 41/06
, F25B 1/00 304
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