特許
J-GLOBAL ID:200903067302505856

極低酸素チタンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-206309
公開番号(公開出願番号):特開平8-073960
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】一般の工業用純チタンインゴットを溶製する消耗電極式真空アーク溶解法を利用することによって、新規設備を導入することなく、しかも従来の純チタンインゴットと同程度の大きさを有する極低酸素チタンのインゴットを製造できる方法を提供する。【構成】消耗電極式真空アーク溶解によって複数の純チタンインゴットを溶製し、これら純チタンインゴットから電極の溶解を終了した時点で形成されていた溶融プール部に相当する部分のインゴットを切り出すに際し、少なくとも下式で示すL部を含む位置で切断し、このL部を含むインゴットを熱間鍛造および切削加工によって次の溶解に使用する電極の直径に加工し、これらを複数個連結して電極を作製して、電極を再溶解するこれらインゴットの溶製から再溶解までの一連の工程を複数回繰り返すことを特徴とする極低酸素チタンの製造方法。0.1H≦L≦0.85Hただし、H:電極の溶解を終了した時点での溶融プールの深さ、とする。
請求項(抜粋):
消耗電極式真空アーク溶解によって複数の純チタンインゴットを溶製し、これら純チタンインゴットから電極の溶解を終了した時点で形成されていた溶融プール部に相当する部分のインゴットを切り出すに際し、少なくとも下記 (1)式で示すL部を含む位置で切断し、このL部を含むインゴットを熱間鍛造および切削加工によって次の溶解に使用する電極の直径に加工し、これらを複数個連結して電極を作製して、電極を再溶解するこれらインゴットの溶製から再溶解までの一連の工程を複数回繰り返すことを特徴とする極低酸素チタンの製造方法。0.1H≦L≦0.85H ・・・・・(1)ただし、H:電極の溶解を終了した時点での溶融プールの深さ、とする。

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