特許
J-GLOBAL ID:200903067304016135

多重巻線電動機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-062534
公開番号(公開出願番号):特開平11-262293
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 3相多重巻線モータの非干渉制御を可能とする。【解決手段】 3相N重巻線モータの各巻線を駆動する各インバータINV1〜INVNの各制御回路l1〜lNに、非干渉電圧演算部10を設け、励磁指令値IO*,トルク指令値IT*と、IO*,IT*を巻線の多重数Nで割ったd,q軸電流指令値i1d*,i1q*及び1次側周波数ωを取り込んで次式でd,q軸電圧設定値V1d*,V1q*を演算し、ベクトル制御する。【数1】
請求項(抜粋):
3相2重巻線電動機の第1,第2巻線をそれぞれ駆動する第1,第2のインバータと、第1,第2のインバータをそれぞれ制御する第1,第2の制御回路とを有し、各制御回路は、励磁指令値IO*,トルク指令値IT*と、この励磁指令値およびトルク指令値をそれぞれ巻線の多重数2で割ったd,q軸電流指令値i1d*,i1q*および回転子周波数に滑り周波数を加えて得た電源周波数ωを取り込んでd,q軸電圧設定値V1d*,V1q*を演算する非干渉電圧演算部と、d,q軸電流指令値と検出値との偏差それぞれPI演算するd,q軸電流制御部と、非干渉電圧演算部からのd,q軸電圧設定値に電流制御部から出力されるd,q軸電圧誤差をそれぞれ加算したd,q軸電圧を電圧指令としてインバータのゲートを制御するPWM回路とを有し、前記非干渉電圧演算部は、次式【数1】を演算することを特徴とする3相多重巻線電動機の制御方法。

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