特許
J-GLOBAL ID:200903067309268981

デファレンシャル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-187118
公開番号(公開出願番号):特開平7-083312
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 自動車の高速走行時にデファレンシャルキァリア内のオイルの温度が上昇してデファレンシャルキァリアが熱膨張したときのリングギアの歯部とドライブピニオンのピニオンとの歯当たり変化を低減することができて摩耗や破損を防止することができるデファレンシャル装置を提供する。【構成】 デファレンシャルキァリア1にドライブピニオン軸4aを一対のベアリング2,3を介して支承する筒状のインサート20を設け、インサートは、リングギア5と反対側の基端部20aにおいて、デファレンシャルキァリアに軸方向移動不能に固定されるとともに、インサートの先端側部分20cはデファレンシャルキァリアに相対移動可能に構成され、インサートは、デファレンシャルキァリアの熱膨張率と同等以上の熱膨張率を有する材料で構成されたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
デファレンシャルキァリアと、デファレンシャルキァリアに一対のベアリングを介してドライブピニオン軸が支承されたドライブピニオンと、ドライブピニオンのピニオンに噛合するリングギアとを備えたデファレンシャル装置において、前記デファレンシャルキァリアにドライブピニオン軸を前記一対のベアリングを介して支承する筒状のインサートを設け、前記インサートは、リングギアと反対側の基端部において、デファレンシャルキァリアに軸方向移動不能に固定されるとともに、インサートの基端部よりも先端側部分はデファレンシャルキァリアに相対移動可能に構成され、前記インサートは、デファレンシャルキァリア熱膨張率と同等以上の熱膨張率を有する材料で構成されたことを特徴とするデファレンシャル装置。
IPC (2件):
F16H 48/08 ,  B60K 17/16
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-276140

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