特許
J-GLOBAL ID:200903067311032308

蓄熱脱臭処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076915
公開番号(公開出願番号):特開平9-269115
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 排ガス処理ゾーンを形成した脱臭処理室の未処理排ガス導入端及び処理排ガス排出端の双方に蓄熱ゾーンを形成し、脱臭処理室内の排ガスの流れを反転させて未処理排ガスを連続的に脱臭処理しながら、各蓄熱ゾーンをパージできるようにする。【解決手段】 排ガスの流れ方向が反転した直後に、流出側の蓄熱ゾーン5B(5A)を通って排出される未処理排ガスをエアリザーバ(12)に一時的に貯留し、次いで、エアリザーバ(12)に貯留された未処理排ガスを、排ガス発生源から送給される未処理排ガスと共に導入側の蓄熱ゾーン5A(5B)へ導入して排ガス処理ゾーン(3)で脱臭処理し、その処理済排ガスを外部に排出するようにした。これにより、蓄熱ゾーン5B(5A)のパージを行うときでも、排ガス発生源から送給される未処理排ガスの脱臭処理を中断する必要がなく、連続的に脱臭処理できる。
請求項(抜粋):
導入端側から未処理排ガスを導入させて流出端側から処理済排ガスを排出する排ガス流路となる脱臭処理室(2)内に、未処理排ガスを加熱して脱臭処理する排ガス処理ゾーン(3)が形成されると共に、排ガス処理ゾーン(3)の上流側及び下流側には蓄熱層(4)を有する蓄熱ゾーン(5A, 5B)が形成され、当該各蓄熱ゾーン(5A, 5B)には、未処理排ガスを導入させる未処理排ガス導入ダクト (10A, 10B) と、処理済排ガスを流出させる処理済排ガス排出ダクト(11A, 11B) が夫々接続されると共に、前記未処理排ガス導入ダクト (10A, 10B) は、排ガス発生源から排出した未処理排ガスを送給する排ガス送給ダクト(9)に接続され、一方の蓄熱ゾーン(5A)を通って脱臭処理室(2)内に導入させた未処理排ガスを排ガス処理ゾーン(3)で処理し、その処理済排ガスを他方の蓄熱ゾーン(5B)を通して排出させた後、脱臭処理室(2)内の排ガスの流れ方向を反転させ、今度は、他方の蓄熱ゾーン(5B)を通って脱臭処理室(2)内へ導入させた未処理排ガスを排ガス処理ゾーン(3)で処理し、その処理済排ガスを一方の蓄熱ゾーン(5A)から排出させて、これを交互に繰り返すことにより前記排ガス送給ダクト(9)を介して送給される未処理排ガスを脱臭処理する蓄熱脱臭処理装置において、前記各蓄熱ゾーン(5A, 5B)には、その内部に残っている未処理排ガスを回収して一時的に貯留するエアリザーバ (12) がパージダクト(13A, 13B)を介して接続されると共に、当該エアリザーバ (12) に貯留した未処理排ガスを導入側の蓄熱ゾーン(5A, 5B)に還流する還流ダクト (14) が当該各蓄熱ゾーン(5A, 5B)に直接的に又は間接的に接続され、脱臭処理室(2)内の排ガスの流れ方向を反転させたときに、まず、排出側となる蓄熱ゾーン(5B, 5A)内に残る未処理排ガスをエアリザーバ (12) に一時的に貯留し、次いで、前記エアリザーバ (12) 内の未処理排ガスを排ガス発生源から送給される未処理排ガスと共に導入側の蓄熱ゾーン (5A, 5B) に送給して排ガス処理ゾーン(3)で処理し、排出側となる蓄熱ゾーン(5B, 5A)から処理済排ガスを外部へ排出するようになされたことを特徴とする蓄熱脱臭処理装置。
IPC (4件):
F23G 7/06 103 ,  B01D 53/38 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/86
FI (3件):
F23G 7/06 103 ,  B01D 53/34 116 H ,  B01D 53/36 H
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭55-089615

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