特許
J-GLOBAL ID:200903067315239411

温度制御ループによる媒質の温度調節法とその実行のための温度調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-090828
公開番号(公開出願番号):特開平5-149632
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、媒質の温度を調節するための方法とその方法を実行するための温度調節装置であって、極端な揺れは回避し、狭い限度値内の安定な制御を実現すること。【構成】 時間遅延回路の一つ(11)は、測定信号が下降から上昇に変わる変化が起こったとき、作動する。もう一つの時間遅延回路(12)は、測定温度が上昇から下降に変わる変化が起こったとき、作動する。測定信号が、一方の時間遅延回路(11)の動作時間を経過した後、上限値(To )を越えている場合、コンプレッサー配列の出力段はスイッチオンされ、また、もう一つの時間遅延回路(12)の動作時間を経過した後、測定信号が、下限値(Tu)より低下した場合、コンプレッサー出力段はスイッチオフされる。
請求項(抜粋):
容量の段階的調節機能をもつコンプレッサー配列(1)を有する冷却回路(1から6)と、コンデンサー(2)と、膨張装置(4)と、蒸発器(5)とを含む温度制御ループ(1から9)により、媒質の温度を調節するための方法であって、調節される実際の温度の値を表す測定信号を発生し、これを、調節する希望温度値(Ts )の両側に広がる中間領域の上限値および下限値(To およびTu )と比較し、測定信号が中間領域より高いかまたは中間領域より低いかによって、コンプレッサー配列(1)の出力段を、時間遅延をもって、スイッチオンするかまたはスイッチオフしていて、測定信号が上昇しているか下降しているかが、常時、モニターされ、測定信号が下降から上昇に変化するとき第一の予め設定された遅延時間(Td )が開始し、測定信号が上昇から下降に変化するとき第二の予め設定された遅延時間(Td )が開始し、中間領域の上限値(To )を越えて上昇または下降が発生したとき、かつ、第一遅延時間が経過済みの場合、コンプレッサー配列(1)の出力段がスイッチオンまたはスイッチオフされ、中間領域の下限値(Tu )を越えた下降または上昇が発生したとき、かつ、第二遅延時間が経過済みの場合、コンプレッサー配列(1)の出力段がスイッチオフまたはスイッチオンされることを特徴とする方法。
IPC (3件):
F25B 1/00 341 ,  F25B 1/00 371 ,  F24F 11/02 102
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平5-034108

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