特許
J-GLOBAL ID:200903067316140656

摩擦撹拌接合法及びそれに用いられる接合工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-343315
公開番号(公開出願番号):特開平11-170070
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 円柱状の2個の接合部材を、端部同士を突き合わせた突合せ部において接合する摩擦撹拌接合法及びそれに用いられる接合工具であって、接合部材を迅速に軟化させることのできる摩擦撹拌接合法及びそれに用いられる接合工具を提供すること。【解決手段】 回転子11と、回転子の肩部12軸線上に突設され、接合部材1,1 の突合せ部2にその表面から回転子の肩部12が突合せ部2の表面に当接するまで挿入されるプローブ13とを有し、突合せ部2の表面に当接する回転子11の肩部12の当接面12a が、突合せ部2の表面に適合する曲面に形成されている接合工具10を用い、接合部材1,1 の突合せ部2にその表面からプローブ13を回転子の肩部12が突合せ部2の表面に当接するまで挿入する。プローブ13を突合せ部2に挿入した状態で、かつ肩部12の当接面12a を突合せ部2の表面に当接させた状態で、接合部材1,1 を回転させる。
請求項(抜粋):
接合予定部位(2)(7)の表面が曲面である接合部材(1)(6)の前記接合予定部位(2)(7)にその表面から、回転子(11)の肩部(12)軸線上に該回転子(11)と一体回転自在に突設されたプローブ(13)を、前記回転子(11)の肩部(12)が前記接合予定部位(2)(7)の表面に当接するまで挿入し、前記プローブ(13)を前記接合予定部位(2)(7)に挿入した状態で、かつ前記肩部(12)を前記接合予定部位(2)(7)の表面に当接させた状態で、前記プローブ(13)を前記接合予定部位(2)(7)に沿って移動させ、あるいは前記プローブ(13)が順次、前記接合予定部位(2)(7)を通過するように接合部材(1)(6)を回転又は移動させることにより、接合部材(1)(6)を前記接合予定部位(2)(7)において接合する摩擦撹拌接合法であって、前記接合予定部位(2)(7)の表面に当接する前記肩部(12)の当接面(12a )が、前記接合予定部位(2)(7)の表面に適合する曲面に形成され、この当接面(12a )を前記接合予定部位(2)(7)の表面に面接触状態に当接させながら、プローブ(13)を移動させ、あるいは接合部材(1)(6)を回転又は移動させることを特徴とする摩擦撹拌接合法。
FI (3件):
B23K 20/12 A ,  B23K 20/12 D ,  B23K 20/12 G

前のページに戻る