特許
J-GLOBAL ID:200903067318207251

7-アルキル-及びシクロアルキル-置換イミダゾトリアジノン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-555897
公開番号(公開出願番号):特表2002-518500
出願日: 1999年06月11日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】本発明は7-アルキル-及びシクロアルキル-置換イミダゾトリアジノン類、それらの製造法及び薬剤として、特にcGMP-代謝性ホスホジエステラーゼの阻害剤としてのそれらの使用に関する。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】[式中、R1は最高で4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、R2は少なくとも5個の炭素原子を有する直鎖状アルキル又は少なくとも3個の炭素原子を有する分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは3〜10個の炭素原子を有するシクロアルキルを示し、R3及びR4は同一もしくは異なり、水素を示すか、あるいは最高で8個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルケニルを示すか、あるいは最高で10個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル鎖を示し、それは場合により酸素原子で中断されていることができ、且つ場合によりトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ヒドロキシル、ハロゲン カルボキシル、ベンジルオキシカルボニル、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ、アルコキシカルボニル及びアルキルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基により、及び/又は式-SO3H、-(A)a-NR7R8、-O-CO-NR7’R8’、-S(O)b-R9、HN=SO-R9’、-P(O)(OR10)(OR11)、【化2】の基により1-〜3置換されていることができ、 ここで a及びbは同一もしくは異なり、0又は1の数を示し、 AはCO又はSO2の基を示し、 R7、R7’、R8及びR8’は同一もしくは異なり、水素を示すか、あるいは 3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル、6〜10個の炭素原子を有するアリール、S、N及び/又はOより成る群からの最高で3個の複素原子を有し、場合によりベンゾ-縮合していることができる5-〜6-員の不飽和、部分的不飽和もしくは飽和複素環を示し、ここで上記で挙げた環系は場合によりヒドロキシル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、カルボキシル、ハロゲン、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ及びアルコキシカルボニルより成る群からの同一もしくは異なる置換基によりあるいは式-(SO2)c-NR12R13の基により1-〜3置換されていることができ、 ここで cは0又は1の数を示し、 R12及びR13は同一もしくは異なり、水素又は最高で5個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、 あるいは R7、R7’、R8及びR8’は最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシを示すか、あるいは 最高で8個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、それは場合によりヒドロキシル、ハロゲン、6〜10個の炭素原子を有するアリール、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ及びアルコキシカルボニルより成る群からの同一もしくは異なる置換基により又は式-(CO)d-NR14R15の基により1-もしくは多置換されていることができ、 ここで R14及びR15は同一もしくは異なり、水素又は最高で4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、 dは0又は1の数を示すか、 あるいは R7とR8及び/又はR7’とR8’は窒素原子と一緒になって5-〜7-員の飽和複素環を形成し、それは場合によりS及びOより成る群からのさらなる複素原子又は式-NR16の基を含有することができ、 ここで R16は水素、6〜10個の炭素原子を有するアリール又は最高で6個の炭素原子を有し、場合によりヒドロキシルで置換されていることができる直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、 R9及びR9’は同一もしくは異なり、6〜10個の炭素原子を有するアリール又はベンジルを示すか、あるいは 最高で4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、 R10及びR11は同一もしくは異なり、水素又は最高で4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、ならびに/あるいはR3/R4の下に上記で挙げたアルキル鎖は場合により3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル、6〜10個の炭素原子を有するアリールにより、あるいはS、N;Oより成る群からの最高で4個の環複素原子又は式-NR17の基を含有することができ、場合によりベンゾ-縮合していることができる5-〜7-員の部分的不飽和、飽和もしくは不飽和複素環により置換されていることができ、ここでアルキル鎖はまた場合により環窒素原子を介して結合されていることもでき、 ここで R17は水素、ヒドロキシル、ホルミル、トリフルオロメチル、それぞれ最高で4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アシル又はアルコキシを示すか、 あるいは最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、それは場合によりヒドロキシル及び最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシより成る群からの同一もしくは異なる置換基により1-〜多置換されていることができ、且つここでアリール及び複素環は場合によりニトロ、ハロゲン、-SO3H、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状モノヒドロキシ-置換アルキル、アルキルチオ又はアルコキシ、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシより成る群からの同一もしくは異なる置換基により及び/又は式-(SO2)e-R18R19の基により1-〜3置換されていることができ、 ここで eは0又は1の数を示し、 R18及びR19は同一もしくは異なり、水素、フェニル、ベンジル又はそれぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル又はアシルを示し、ならびに/あるいはR3又はR4は式-NR20R21又は-(O)-E-NR22R23の基を示し、 ここで R20及びR21は上記で示したR18及びR19の意味を有し、この意味と同一もしくは異なるか、あるいは 窒素原子と一緒になってS及びOより成る群からのさらなる環複素原子もしくは-NR24の基を有する5-もしくは6-員の飽和複素環を形成し、 ここで R24は上記で示したR16の意味を有し、この意味と同一もしくは異なり、 Eは最高で5個の炭素原子を有する直鎖状アルキレン基であり、 R22及びR23は上記で示したR18及びR19の意味を有し、この意味と同一もしくは異なり、ならびに/あるいはR3又はR4は式【化3】の基を示すか、あるいは3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル、6〜10個の炭素原子を有するアリールを示すか、あるいはS、N;Oより成る群からの最高で4個の複素原子又は式-NR25の基を含有することができ、場合によりベンゾ-縮合していることができ、場合により環窒素原子を介して結合していることもできる5-〜7-員の部分的不飽和、飽和及び不飽和複素環を示し、 ここで R25は上記で示したR16の意味を有し、この意味と同一もしくは異なるか、あるいは カルボキシル、ホルミル又は最高で5個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アシルを示し、且つここでシクロアルキル、アリール及び/又は複素環は場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、カルボキシル、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アシル又はアルコキシカルボニル、ニトロより成る群からの同一もしくは異なる置換基により及び/又は式-SO3H、-OR26、(SO2)fNR27R28、-P(O)(OR29)(OR30)の基により1-〜3置換されていることができ、 ここで R26は式【化4】の基を示すか、あるいは 3〜7個の炭素原子を有するシクロアルキル又は水素、又は最高で5個の炭素原子を有し、場合により3〜7個の炭素原子を有するシクロアルキル、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシもしくはアルコキシカルボニル、ヒドロキシル、カルボキシル又はそれ自身が最高で4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ、ヒドロキシル及びハロゲンより成る群からの同一もしくは異なる置換基により1-〜3置換されていることができるフェニルにより置換されていることができる直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、 fは0又は1の数であり、 R27及びR28は上記で示したR18及びR19の意味を有し、この意味と同一もしくは異なるか、あるいは 式-CO-NH2の基を示し、 R29及びR30は上記で示したR10及びR11の意味を有し、この意味と同一もしくは異なり、ならびに/あるいはシクロアルキル、アリール及び/又は複素環は場合により最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルにより置換されていることができ、それは場合によりヒドロキシル、カルボキシルにより、S、N及び/又はOより成る群からの最高で3個の複素原子を有する5-〜7-員複素環により、あるいは式-SO2-R31、P(O)(OR32)(OR33)もしくは-NR34R35の基により置換されていることができ、 ここで R31は水素であるか、又は上記で示したR9の意味を有し、この意味と同一もしくは異なり、 R32及びR33は上記で示したR10及びR11の意味を有し、この意味と同一もしくは異なり、 R34及びR35は同一もしくは異なり、水素、又は最高で6個の炭素原子を有し、場合によりヒドロキシル又は最高で4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシにより置換されていることができる直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示すか、あるいは R34及びR35は窒素原子と一緒になってS及びOより成る群からのさらなる複素原子又は式-NR36の基を含有することができる5-〜6-員の飽和複素環を形成し、 ここで R36は上記で示したR16の意味を有し、この意味と同一もしくは異なるか、あるいはR3及びR4は窒素原子と一緒になって、場合によりS、N、Oより成る群からの最高で3個の複素原子又は式-NR37の基を含有することができ、場合によりベンゾ-縮合していることができる5-〜7-員の不飽和もしくは飽和もしくは部分的不飽和複素環を形成し、 ここで R37は水素、ヒドロキシル、ホルミル、トリフルオロメチル、それぞれ最高で4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アシル、アルコキシ又はアルコキシカルボニルを示すか、あるいは 3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキルを示すか、あるいは 最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、それは場合によりヒドロキシル、トリフルオロメチル、ピリジル、カルボキシル、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ及びアルコキシカルボニルより成る群からの同一もしくは異なる置換基により1-〜3置換されていることができるか、 あるいは R37は式-(CO)g-Gの基を示し、 ここで gは0又は1の数を示し、 Gは6〜10個の炭素原子を有するアリール又はS、N及び/又はOより成る群からの最高で4個の複素原子を有する5-〜6-員の芳香族複素環を示し、ここで上記の環系は場合によりハロゲン、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ、アルキルもしくはアルキルチオ、ヒドロキシル及びトリフルオロメチルより成る群からの同一もしくは異なる置換基により1-〜3置換されていることができ、且つR3及びR4の下に挙げた、窒素原子を介して形成される複素環は場合によりヒドロキシル、ホルミル、カルボキシル、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アシル及びアルコキシカルボニル及び式-P(O)(OR38)(OR39)及び-(CO)g)-NR40R41の基より成る群からの同一もしくは異なる置換基により、場合によりまたジェミナル的に、1-〜3置換されていることができ、 ここで R38及びR39は上記で示したR10及びR11の意味を有し、この意味と同一もしくは異なり、 gは0又は1の数を示し、 R40及びR41は同一もしくは異なり、上記で示したR18及びR19の意味を有し、ならびに/あるいはR3及びR4の下に挙げた、窒素原子を介して形成される複素環は場合により最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルにより置換されていることができ、それは場合によりヒドロキシル、ハロゲン、カルボキシル、それぞれ3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキルもしくはシクロアルキルオキシ、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシ及びアルコキシカルボニルより成る群からの同一もしくは異なる置換基により、又は式-SO3H、-NR42R43もしくはP(O)OR44OR45の基により1-〜3置換されていることができ、 ここで R42及びR43は同一もしくは異なり、水素、フェニル、カルボキシル、ベンジル又はそれぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルもしくはアルコキシを示し、 R44及びR45は同一もしくは異なり、上記で示したR10及びR11の意味を有し、ならびに/あるいはアルキルは場合によりベンジルオキシ又は6〜10個の炭素原子を有するアリールにより置換されていることができ、それはそれ自身がハロゲン、ヒドロキシル、それぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシもしくはアルキルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基により、又は式-NR42’R43’の基により1-〜3置換されていることができ、 ここで R42’及びR43’は上記で示したR42及びR43の意味を有し、この意味と同一もしくは異なり、ならびに/あるいはR3及びR4の下に挙げた、窒素原子を介して形成される複素環は場合により6〜10個の炭素原子を有するアリール又はS、N及び/もしくはOより成る群からの最高で3個の環複素原子を有し、場合によりまたN官能基を介して結合していることもできる5-〜7-員の飽和、部分的不飽和もしくは不飽和複素環により置換されていることができ、ここで環系はそれら自身がハロゲン、ヒドロキシルにより、又はそれぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、アルキルチオもしくはアルコキシにより置換されていることができるか、あるいはR3及びR4は窒素原子と一緒になって式【化5】の基を形成し、 ここで R44は水素又はそれぞれ最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル又はアルコキシカルボニルを示し、 R45及びR45’は同一もしくは異なり、水素又は最高で3個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキルを示し、 R46はヒドロキシル又は最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシを示し、R5及びR6は同一もしくは異なり、水素、最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル、ヒドロキシを示すか、あるいは最高で6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルコキシを示す]の7-アルキル-及びシクロアルキル-置換イミダゾトリアジノンならびにそれらの塩及び異性体。
IPC (15件):
C07D487/04 144 ,  A61K 31/53 ,  A61K 31/5377 ,  A61K 31/539 ,  A61K 31/55 ,  A61K 31/5513 ,  A61K 31/675 ,  A61P 9/00 ,  A61P 15/00 ,  A61P 15/10 ,  A61P 21/02 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D519/00 301 ,  C07D519/00 311 ,  C07F 9/6561
FI (15件):
C07D487/04 144 ,  A61K 31/53 ,  A61K 31/5377 ,  A61K 31/539 ,  A61K 31/55 ,  A61K 31/5513 ,  A61K 31/675 ,  A61P 9/00 ,  A61P 15/00 ,  A61P 15/10 ,  A61P 21/02 ,  A61P 43/00 111 ,  C07D519/00 301 ,  C07D519/00 311 ,  C07F 9/6561 Z
Fターム (36件):
4C050AA01 ,  4C050BB05 ,  4C050CC07 ,  4C050EE04 ,  4C050FF02 ,  4C050FF04 ,  4C050FF05 ,  4C050GG03 ,  4C050HH02 ,  4C050HH03 ,  4C050HH04 ,  4C072AA01 ,  4C072BB02 ,  4C072CC02 ,  4C072CC11 ,  4C072EE03 ,  4C072FF02 ,  4C072GG01 ,  4C072GG07 ,  4C072HH07 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086CB05 ,  4C086CB22 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA36 ,  4C086ZA81 ,  4C086ZA94 ,  4C086ZB21 ,  4C086ZC20 ,  4H050AB20 ,  4H050AB23 ,  4H050AB24 ,  4H050AC60

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