特許
J-GLOBAL ID:200903067318464866

インクジェットヘッドのメンテナンスユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-294134
公開番号(公開出願番号):特開2003-094674
出願日: 2001年09月26日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 インクジェットヘッドの移動方向に直交する方向にヘッドキャップをスライドさせてそのインクノズル面をキャッピングするメンテナンスユニットの薄型化を図ること。【解決手段】 インクジェットヘッドのメンテナンスユニット1では、ヘッドキャップ12をインクジェットヘッドの移動方向に直交する方向にスライドさせるスライド機構30として一対のラック34、35と遊星歯車機構40を備えたものを採用し、ヘッドキャップ12をインクジェットヘッド4のインクノズル面5をキャッピングするキャッピング位置まで上昇させるための昇降機構60として4節の平行リング機構61を利用している。これらの機構は扁平な空間内にコンパクトに配置できるので、薄型のメンテナンスユニット10を構築でき、インクジェットプリンタの小型化に有利となる。
請求項(抜粋):
インクジェットヘッドのインクノズル面をキャッピングするためのヘッドキャップと、このヘッドキャップが搭載された支持台と、この支持台を前記インクジェットヘッドの移動方向に対して所定の角度で交差する方向に往復移動させるスライド機構とを有するインクジェットヘッドのメンテナンスユニットにおいて、前記スライド機構は、歯部が相互に対峙した状態で前記支持台の移動方向に向けて平行に配置された第1および第2のラックを備えたスライダと、太陽歯車、この太陽歯車に噛み合っている遊星歯車、およびこの遊星歯車を自転および公転自在の状態で支持しているキャリアを備え、前記遊星歯車が前記第1および第2のラックに噛み合い可能となっている遊星歯車機構と、前記スライダを前記インクジェットヘッドの移動方向に対して所定の角度で交差する方向に往復移動可能な状態で支持しているユニットケースと、前記太陽歯車を回転させる回転駆動機構とを有しており、前記スライダがその第1の位置にある状態において、前記太陽歯車が第1の方向に回転して前記遊星歯車が第1の公転位置に至ると、当該遊星歯車が前記第1のラックにおける歯部の第1の端に噛み合った状態が形成され、前記スライダが前記第1の位置から第2の位置までスライドすると、前記遊星歯車が前記第1のラックにおける歯部の第2の端から外れて太陽歯車と共に第1の方向に公転し、前記遊星歯車が第2の公転位置に至ると、当該遊星歯車が前記第2の位置にあるスライダの第2のラックにおける歯形成部の第2の端に噛み合い、前記スライダが前記第2の位置から前記第1の位置までスライドすると、前記遊星歯車が前記第2のラックにおける歯部の第1の端から外れて太陽歯車と共に前記第1の公転位置に向けて公転することを特徴とするインクジェットヘッドのメンテナンスユニット。
FI (2件):
B41J 3/04 102 N ,  B41J 3/04 102 H
Fターム (5件):
2C056EA23 ,  2C056JA04 ,  2C056JB04 ,  2C056JB07 ,  2C056JB08

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