特許
J-GLOBAL ID:200903067322755557

往復動型圧縮機の吸入弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-138865
公開番号(公開出願番号):特開平5-332249
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】簡素な構造で吸入弁体の過大な変形を抑止した往復動型圧縮機の吸入弁装置の提供。【構成】ピストン30の頭部周壁に輪状に凹設された弁溝32に嵌着された輪状の吸入弁体40はその径方向に弾性をもち、ピストン30の進退に伴って吸入弁体40に作用するガス圧の変化により吸入工程時に拡径し、圧縮工程時に縮径する。これにより、吸入弁体40は、弁溝32の底部に貫設されて機内の低圧部に連通する吸入ポート33を拡径時に開弁し、縮径時に閉弁する。このようにすると、吸入工程時における吸入弁体の拡径方向の変形はシリンダボアにより規制されるのでリテーナを使用する必要が無く、また冷媒ガス中のオイルミストがシリンダボアの摺動面に良好に供給される。
請求項(抜粋):
ピストンの頭部周壁に環状に凹設された弁溝と、上記弁溝の底部に開口されて吸入低圧部に連通する吸入ポートと、上記弁溝に嵌着されて径方向への弾性変形により上記吸入ポートを開閉する環状の吸入弁体とを包含してなる往復動型圧縮機の吸入弁装置。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/10

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