特許
J-GLOBAL ID:200903067326833404
気体圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-086243
公開番号(公開出願番号):特開2001-271772
出願日: 2000年03月27日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機の起動時におけるベーン飛び出し性の向上とベーン背圧の低減という一見相反する二つの目的を同時に両立・達成でき、耐久性に優れ車両の低燃費化を図るのに好適な気体圧縮機を提供する。【解決手段】 冷媒ガスの吸入圧力と吐出圧力の差圧が小さい圧縮機起動時は、回動体50の回転によりサライ溝22と高圧穴23を連通させ、高圧穴23からの高圧オイルの影響によりサライ溝22から背圧室側へ供給されるオイルの圧力を高く設定し、上記差圧が大きくなる定常運転時は、サライ溝22と高圧穴23を非連通の状態とし、高圧穴23からサライ溝22への高圧オイルの影響を断ち、サライ溝22から背圧室側へ供給されるオイルの圧力を低く設定する。
請求項(抜粋):
内周略楕円状のシリンダと、上記シリンダの両端面に取り付けられたサイドブロックと、上記シリンダの内側に回転可能に横架されたロータと、上記ロータの外周面から上記シリンダの内壁に向かって出没自在に設けられたベーンと、上記シリンダ、サイドブロック、ロータおよびベーンによって仕切り形成されるとともに、上記ロータの回転により容積の大小変化を繰り返し、この容積変化により、吸気室の冷媒ガスを吸入、圧縮して吐出室側へ吐出する圧縮室と、上記冷媒ガスの吐出圧力より低い圧力の減圧オイルを上記ベーン底部の背圧室へ供給するサライ溝と、上記冷媒ガスの吐出圧力が作用する高圧オイルを上記ベーン底部の背圧室へ供給する高圧穴とを備えてなる気体圧縮機において、上記冷媒ガスの吸入圧力と吐出圧力の差圧に基づき上記サライ溝を移動させるとともに、この移動により上記サライ溝と上記高圧穴とを連通または非連通の状態とするサライ溝移動手段を設けたことを特徴とする気体圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/344 361
, F04C 18/344 351
, F04C 29/02 321
FI (3件):
F04C 18/344 361 G
, F04C 18/344 351 U
, F04C 29/02 321 B
Fターム (22件):
3H029AA05
, 3H029AA21
, 3H029AB03
, 3H029BB08
, 3H029BB09
, 3H029BB10
, 3H029BB44
, 3H029BB54
, 3H029CC33
, 3H029CC55
, 3H029CC84
, 3H040AA09
, 3H040BB05
, 3H040BB11
, 3H040CC05
, 3H040CC14
, 3H040DD08
, 3H040DD19
, 3H040DD20
, 3H040DD25
, 3H040DD28
, 3H040DD37
引用特許:
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