特許
J-GLOBAL ID:200903067328733571
化成処理性と伸びフランジ性の優れた高強度冷延鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-242073
公開番号(公開出願番号):特開平5-078752
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明はプレスの厳しい自動車部品等に使用される化成処理性と伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。【構成】 表層のSiを0.04%以下、内層のSiを0.5%以上とし、その他C,Mn,P,S,Al量を規制したクラッド鋼を熱延後、冷延し、連続焼鈍ラインにて800°C以上に加熱後30°C/秒以上の冷却速度で350〜500°Cまで冷却し、この温度域にて40秒以上恒温保持することにより、強度50kgf/mm2 以上で化成処理性と伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板を安定に供給することができる。尚、表層、内層共にCa,REM,Zrのうち一種以上を添加しても良い。
請求項(抜粋):
表層部の成分が質量割合でC :0.20%以下、Si:0.04%以下、Mn:0.1〜3.0%、P :0.025%以下、S :0.005%以下、Al:0.01〜0.1%、残部Feおよび不可避的不純物からなり、その他の内部がC :0.04〜0.20%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%、かつC(%)/0.01+Si(%)/0.1+Mn(%)/0.1≧20を満足し、P :0.025%以下、S :0.005%以下、Al:0.01〜0.1%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼をスラブとした後、熱間圧延し、その後冷延して連続焼鈍ラインを通板するにあたり、800°C以上に加熱後、30°C/秒以上の冷却速度で350〜500°Cまで冷却し、この温度域で40秒以上保持することを特徴とする化成処理性および伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/48
, C21D 8/04
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
, C22C 38/14
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