特許
J-GLOBAL ID:200903067329033557

樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021827
公開番号(公開出願番号):特開平10-219074
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 異種樹脂間での相溶性がよく、耐衝撃性も優れた樹脂組成物を提供すること。【解決手段】 (A)成分;ゴム変性芳香族ビニル系樹脂を主成分とする芳香族ビニル系樹脂 90〜10重量部、(B)成分;(A)成分と非相溶性の熱可塑性樹脂10〜90重量部、(C)成分;上記(A)成分と相溶性を有するビニル系樹脂部(D)95〜70重量%と、上記(B)成分と反応性を有するポリエステル樹脂部(E)5〜30重量%とで構成される共重合樹脂改質剤0.03〜10重量部よりなる樹脂組成物で、(A)成分中のゴム変性芳香族ビニル系樹脂がi)ゴム状重合体分散粒子径ii)同粒子中のサラミ構造を有する粒子数iii)トルエン不溶分とゴム含有率の比率がそれぞれ特定条件を満たすもの。
請求項(抜粋):
(A)成分;ゴム変性芳香族ビニル系樹脂を50〜100重量%含有する芳香族ビニル系樹脂 90〜10重量部(B)成分;(A)成分と非相溶性の熱可塑性樹脂10〜90重量部(C)成分;上記(A)成分と相溶性を有するビニル系樹脂部(D)95〜70重量%と、上記(B)成分と反応性を有するポリエステル樹脂部(E)5〜30重量%とで構成される共重合体である樹脂改質剤0.03〜10重量部の割合で配合してなる樹脂組成物であって、上記(A)成分中のゴム変性芳香族ビニル系樹脂が下記(i)〜(iii)の要件、(i)芳香族ビニル系重合体中に分散しているゴム状重合体の分散粒子の重量平均粒子径が0.4〜0.9μmの範囲にあり、かつ重量基準の累積粒子径分布の5%値が1.0μm以下、95%値が0.2μm以上、(ii)全ゴム状重合体分散粒子中に占めるサラミ構造を有する分散粒子の割合が80重量%以上であり、かつ、全ゴム状重合体分散粒子中に内包される芳香族ビニル系重合体の粒子数が20個以下である分散粒子が、全分散粒子中の70%以上、(iii)トルエン不溶分とゴム含有率の比率が1.0〜2.5、を満足することを特徴とする樹脂組成物。
IPC (9件):
C08L 51/04 ,  C08L 67/03 ,  C08L 69/00 ,  C08L 71/12 ,  C08L101/00 ,  C08G 63/91 ,  C08L101:00 ,  C08L 71:12 ,  C08L 67:00
FI (6件):
C08L 51/04 ,  C08L 67/03 ,  C08L 69/00 ,  C08L 71/12 ,  C08L101/00 ,  C08G 63/91

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