特許
J-GLOBAL ID:200903067334342746

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-302757
公開番号(公開出願番号):特開2000-130130
出願日: 1998年10月23日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】内燃機関の性能低下を抑制しつつも、カム切り換え時の衝撃荷重を好適に緩和することのできる内燃機関の可変動弁装置を提供する。【解決手段】可変動弁装置のロッカアーム21は、相対摺動可能に配設され、高速用カム11と当接する可動カムフォロワ23と、低速用カム12と当接するローラカムフォロワ24と、可動カムフォロワ23の摺動を選択的に規制若しくは許容するロック機構30とが配設されている。ロック機構30によって、可動カムフォロワ23の摺動を許容することで低速用カム12へ、規制することで高速用カム11へと、機関バルブ13を開閉駆動せしめるカムを選択的に切り換えることでバルブ特性を可変としている。高速用カム11のカムプロフィール形状における開弁側ランプ区間の揚程変化率は、高速用カム11の閉弁側ランプ区間並びに低速用カム12の開弁側及び閉弁側ランプ区間の揚程変化率に比して小さく設定されている。
請求項(抜粋):
カムプロフィール形状のそれぞれ異なる第1のカム及び第2のカムと、機関バルブを開閉駆動するロッカアームに設けられて前記第1のカムの押圧を受ける第1のフォロワと、同じくロッカアームに設けられて前記第2のカムの押圧を受ける第2のフォロワと、それら第1のフォロワと第2のフォロワとを選択的に締結若しくは締結解除するロック機構とを備え、前記ロック機構の締結解除に応じて前記第1のカムへ、同ロック機構の締結に応じて前記第2のカムへと前記機関バルブを開閉駆動せしめるカムを選択的に切り換える内燃機関の可変動弁装置において、前記第2のカムのカムプロフィール形状における開弁側のランプ区間の揚程変化率を、同第2のカムの閉弁側のランプ区間並びに前記第1のカムの開弁側及び閉弁側のランプ区間の揚程変化率に比して小さく設定したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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